蒼龍

四神が一、東方守護者。
木行に属し、植物の成長・発育に象徴される春の穏やかな陽気を帯びる。
本尊たる蒼龍神は自領地に建てられた館にて過ごし、緩やかな気の均しを始め己が役目を果たしている。
妖魔討伐は基本的に眷属に任せており、手に負えない場合のみ蒼龍本人が出る。
大戦となり得る戦いとなると、穏やかな性格から一変、前線にて駆け巡る苛烈な一面を見せ、口調も普段と異なるものとなる。

古くからの付き合いである朱雀神、玄武神の無茶に呆れながらも補助を続ける苦労性。
ただし本人はそうは思っておらず、これが自分の役目として受け入れている。
四神・四瑞に連なる者達には一定の信を置いており、信じるが故に余計な手出しをしないことも多々。

領地内は様々な木々や花など植物に溢れ、広く蒼龍の力を伝える役目を担っている。
自領地以外にも結界を張っている場所があり、時折様子を見たりもしている模様。

現在は白鵠を妻に迎え、何事も無い時は館の庭園で気の均しを行いながら穏やかに暮らしている。

 
☆SS一覧
 朱翼の想い受けし風
 風の声/蒼竜視点
 言の葉伝えし風
 朱姫への餞
 朱翼天へと羽ばたかせるために