──冬色染まる、崖の村。
 
──真白に落ちるはひとしずく。
 
──それが示すは因果の目覚め。
 
 
──── 無垢なる真白き雪月花、冴え冴え映えるはなんのいろ? ────
 
 
──それを知るのは……さて、だれかしら?
 
 
 
☆更新履歴
23/02/01
・設備関係に追記
23/01/29
・村建てました!295 紅映えしは雪月花
進行中のあれこれはこちら
23/01/28
・聖痕者部分に設定追記
23/01/21
・日程本決定
23/01/07
・日程仮決定
22/12/30
・ページ作成

紅映えしは雪月花

村の概要

村の基本コンセプト

他者の勝手な思惑によって作り出された『理不尽な運命』。
その『運命』に殉ずるにせよ、抗うにせよ。
『ひと』として、『いきる』事を望んで葛藤する者たちの物語を紡ぎたい。
『場』システムという特異な環境の中、壊れた日常を取り戻そうとするのも、完全に壊してしまう事を望むのも、そこにあるひとりひとりの思いのままに。

村建ての考える村の基本コンセプトはこんな感じです。
生死隣り合わせの閉じた空間で、PCがPCとして『いきる』姿が描けたらいいなあ、というのがぼんやりとあるのですね。
敢えて死を望むのも、『いきる』姿の一つなのでありなのですよ、と。

舞台及び基本設定

プロローグ
冬は雪に閉ざされる、山間の村。
鉱山として栄えたかつての面影はなく、今は静かな時間を刻むその村で。
ある夜、不自然な紅が散った。
 
雑貨屋で店番を勤める少女が日暮れに見かけた人影と。
雪の積もる雑木林で見つかった、獣に裂かれたが如き屍と。
二つは古き伝承によって繋ぎ合わされ、そして――。
 
唐突に伝えられる、自衛団からの招集。
谷間を挟んだ崖の上の集会場へと集められる者たち。
 
──そうして、指名されたものが全て集まった後。
 
唐突に吹き荒れた雪嵐により閉ざされた集会場は。
 
紅き月のいとし子と、神のいとし子の交差する『場』へと変容する──。
 
基本設定
幻夢1村19村35村42村53村64村72村80村91村100村103村107村、薔薇の下国(旧鯖)59村122村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
舞台
かつては鉱山街として栄えたものの、鉱山が廃鉱となってからは寂れた山間の村。
日々の生活は自給自足で賄われている。
冬は雪深く、他所との行き来は殆どなくなる。
数十年前にも『場』が築かれた事があったらしいが、その時の事はほとんど忘れられている。
が、それ故に『力ある者』の血脈が残っているかもしれない。
 
集会場
メインの舞台となる建物。
最盛期には買い付け商人たちが利用する宿屋として繁盛していたため、客室やちょっとした娯楽設備も備えている。
普段は村人が共同管理しているが、基本的には放置気味。
居住区画とは谷間を一つ隔てた崖の上に建てられており、行き来するには古びたつり橋を渡るしかない。
建物からやや離れた場所には、雑木林(※最初の犠牲者が見つかった場所)が広がっている。
 
☆主な設備
食堂兼広間、厨房、個室(個室は建物の二階となります)、浴室、娯楽室(設備は言ったもん勝ち)、地下に食糧庫と物置(何があるかは言ったもん勝ち)
建物外周:庭園、薪小屋、井戸(雪除け付きの桶による手汲み式です)
 
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。

役職設定

過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、狂信者のみ、その全てを有しています。
『場』に関する文献的な物は(少なくともこの村には)存在していません。あるとすれば、御伽噺や教会の説話程度のものです。
※過去村から大幅な変更が入っていますので、連続参加者さんはうっかりにご注意を。
※「過去に遭遇した」設定は禁止ではありませんが、「どういう理由でこうなっているのか」の詳細を説明できるレベルの事実認識は不可とします。
唯一、広く伝えられているのが、『幻燈歌』と呼ばれる詩人の歌ですが、これも御伽噺と同列、と見なされることが多いようです。
※幻燈歌の歌詞引用はご自由にどうぞ。

砕いて言うと、
人狼や能力者は、教会が布教のために人為的に作ったもので、村の開始条件が成立すると覚醒して人狼騒動が始まるんだよ!
と、いう事です。
この特殊設定部分以外は普通の人狼騒動RP村、と思っていただいて大丈夫です。
 
智狼の襲撃、占い師の占い、守護者の守護は、それぞれが展開を左右する要素を強く持っています。
対象を決める時はPC視点だけではなく、PL視点での展開展望も加味する事を強く推奨いたします。

狼側設定

智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
※人狼=猟奇殺人者の設定は過去村で数回見られましたが、現在は禁止としています。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、上記役職基本設定についての知識を最初から持っていて構いません。

村側設定

占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
互いにその存在を認識していなくとも、一方が失われた際、残る一方は何らかの衝撃(不自然な痛みなど)を受ける事がある。
※青の聖痕者が『蒼花』、赤の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。
 この場合はソフィアが『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。

希望役職アンケ

以下のアンケは、「やってみたい役職の傾向を把握するためのもの」であり、「役職の予約のためのもの」ではありません。
希望を弾かれた時に何が回って来るのか想定して、覚悟完了するためのものです。
なので、規定数を超えていても気にせずに、やってみたい・やりたい役職をぽち、っとしてみてください。
大雑把な参加人数把握も兼ねていますので、参加をご検討中の方はぽちっとしていただけるとありがたく……!

選択肢 投票
智狼 0  
狂信者 0  
聖痕者 0  
占い師 0  
霊能者 0  
守護者 0  
村人 0  
おまかせ 0  

吊り・襲撃・墓下関係

特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
PC視点で殺したくない、自PCはこのPCを殺さないから投票しない、はNGです。
委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】

それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
必要とあらば事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃は、赤の設定優先にて。
wikiに描写投下コメントを設置しますので、そちらに場所、状況、状態などをまとめて投下してください。
※コメント解釈による齟齬が発生しても笑える余裕は忘れずに!
流れ次第で狼COしての白ログ襲撃描写も可能です。

なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。

墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、村から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動いてしまうのもありですのでその辺りは臨機応変に対応してください。
中発言は構いませんが、中雑談のみ、にならないようにご注意ください。

進行関係

プロローグ

とある冬の日暮れ過ぎ、雑貨屋から帰る途中の店番の少女は村外れの方へと向かう人影を見かける。
そして翌日――集会所近くの雑木林で、獣に裂かれたが如き様相の死体がひとつ、見つかった。
 
にわかにざわめく村の中、そのざわめきを制するように動き出す自衛団。
そして団長からの指名により、集会場へ集まれ、と告げられる者たち──村の住人もいれば、たまたま立ち寄った旅人もあるか。
ともあれ、彼らは抗う事も許されぬまま、古い橋を渡って集会場へと赴く事に。
 
※自己紹介について
各自のプロフィールは、役場の住民票(旅人なら滞在票)の記載内容、という扱いで、適当なタイミングで出しておいてください。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
ソフィアへの縁故は基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
彼女は雑貨屋で働く店番であり、村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。
また、彼女を動かしたひとは、メモにその現在地もつけておくときっと優しいです。
一番最初の犠牲者NPCには特に設定はありません。早い者勝ちで盛ってOK。

1日目

集会場に呼び出された者が全員集まった所で自衛団長が現れ、状況を説明する。
雑木林で見つかった死体の傷は、野生の獣に食い荒らされたにしては不自然な点がある事。
獣の足跡は殆どなく、複数の人の足跡が残されていた事などから、今回の事件はお伽噺などに語られる闇の者──『人狼』の仕業ではないかとみられている事などが語られて。
ここに集められたのは『疑わしきもの』であり、それ故に数日ここに隔離する、と。
一方的な宣言の後、自衛団長は集会場を去り、村へと続く吊り橋は閉鎖され、何者も渡れなくなり。
 
一方、聞かされた話で何かに気づいたらしきソフィアは個室へと引きこもり、他者との接触を拒絶し始める。
 
不穏な状況の中、天気は荒れる兆候を示し始め。
夜半過ぎには吹雪が山間の村に吹き荒れる。
 
※ソフィアを追いかけて絡んでもOKですが、更新前には必ずフリー状態にしておいてください。

2日目

ソフィア襲撃。その身には、鋭い爪と牙の痕が刻まれ、「普通でない」死に方をした事は、容易に察することができる。
その傍らにはどこから持ってきたのか、人狼と力ある者の物語が綴られた物語(※『場』システムを基に書かれた教会発行の絵本)が置かれていた。
外に出れば夜の吹雪で吊り橋は落ち、あらゆる意味で集会場が孤立した事が示されて。
 
目に入るのは、現実的ではないことばかり、だれど。
死の危険が、すぐ傍にある、という事実だけは、揺らぎがない。

3日目以降

集会場にいる者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。

殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、閉ざされたその場所は血を流す場所と化す。

エピローグ

最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。

質問その他

疑問点などありましたら、こちらへ。



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Last-modified: 2023-02-01 (水) 22:06:08