あおとあお。
繋がりながらも異なるふたいろ。
 
ふたつに浮かぶは、銀鏡。
 
ひとつは揺らがず。
ひとつは揺れる。
 
漣揺らぐあおの上。
映りし銀が、砕ける刻──
 
 
紅に染まりし銀鏡。
始まり兆して、あおに座す。
 
 
 
☆更新履歴
11/01/06
・村建てました!
64 滄に揺らめく銀鏡
 
11/01/03
・舞台設定と、プロローグ部分に設定と注意事項追記
 
10/11/10
・村建て&開始日時を確定
 
10/10/14
・希望役職アンケ(予約に非ず)追加
 
10/09/20
・ページ作成
 

滄に揺らめく銀鏡

 

村の概要

村の基本コンセプト

他者の勝手な思惑によって作り出された『理不尽な運命』。
その『運命』に殉ずるにせよ、抗うにせよ。
『ひと』として、『いきる』事を望んで葛藤する者たちの物語を紡ぎたい。
『場』システムという特異な環境の中、壊れた日常を取り戻そうとするのも、完全に壊してしまう事を望むのも、そこにあるひとりひとりの思いのままに。
 
村建ての考える村の基本コンセプトはこんな感じです。
生死隣り合わせの閉じた空間で、PCがPCとして『いきる』姿が描けたらいいなあ、というのがぼんやりとあるのですね。
敢えて死を望むのも、『いきる』姿の一つなのでありなのですよ、と。
 

参加意思表示 

参加の意思表示などいただけるとありがたく。
時期は1月中、2月にかからない時期なのは確定。
正月三が日も外します。
 

選択肢 投票
参加希望 5  
時期が合えば参加 3  
様子見中 3  

 

舞台及び基本設定

プロローグ
──それは、新たな真白の降り積もった、その夜の出来事。
 
岬の灯台を管理している老灯台守が、何者かに殺された。
獣さながらの爪痕の刻まれた亡骸が見つかったのは、崖の下の小さな浜辺。
獣の仕業とするには不自然なその状況に、調べを進めた自衛団長はある可能性に気づく。
 
──それから、三日後。
 
遺体の発見現場にも近い、古びた宿屋。
今は使われていないそこは唐突に掃除され、人が生活できる環境が整えられた。
 
同時、自衛団員が村にいる者たち数人を、「容疑者」として岬の宿屋へと呼び集める。
 
──それが、何を意味するのか。
──その時はまだ、誰も知らぬままに。
 
 
基本設定
幻夢1村19村35村42村53村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
 
舞台
海辺に開けた小さな漁村。目だった特産物などはなく、夏には他所から訪れる者も多いが、それ以外の季節は静かな田舎の村。
崖になっている岬には、古びた灯台と、かつては賑わっていた宿屋の建物が残るのみ。
冬場は外部との往来も少なく、海も酷く荒れるため、漁に出るものも疎ら。
 
元宿屋
メインの舞台となる建物。かつては岬に建てられた宿屋でしたが、今は営業停止しています。
一階には広間、厨房、倉庫、共同浴場などの設備があります。
二階には各人に割り当てられる個室。同室は、二人部屋まではありです。
これ以外の設備は好きなように設定してください。
☆建物内・一階略図
mitori64.PNG
 
建物内の、大雑把な間取りイメージ。
特に指定のない部屋は、早い者勝ちで好きなように設定してください。
納屋と水汲み用の井戸は、厨房にある勝手口の近くにあります。
☆二階部屋割り ★1/8追記
ゲル/エル/ヴィリ/クレ/ライ/ナタ|階段|
      廊下
双子/  /エリ/ゼル/ベル/ブリ
 
☆建物周辺 ★1/3追記
切り立った崖状の岬の上。岬は、東に向けて張り出しています。
崖の高さはかなりのもので上り下りするための手掛かりもなく、落ちたら即死は免れないでしょう。
建物から10分ほど歩いた所に灯台。
灯台の中には、最初の犠牲者である老灯台守の暮らしていた跡が残っています。
灯台から少し行くと、下の小さな浜辺へと降りる九十九折の細い道があります。
下の浜辺は小さく、周囲の潮流の複雑さから、船は近づけません。
岬の突端近くには、立ち木が一本。春になると、白い花を咲かせる花木だが、今は固い芽があるのみです。
村へと至る道は一本。
1日目の自衛団長の説明後、この道は封鎖され、どんな理由があろうとも通行許可は下りません
また、2日目に団長の亡骸を引き取った後は完全封鎖となり、自衛団員が現場に立ち入る事はありません
 
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。
 

役職設定

過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、PC設定如何によって知っていても問題ありません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としておいてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)
 

狼側設定

智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、上記役職基本設定についての知識を最初から持っていて構いません。

村側設定

占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※蒼の聖痕者が『蒼花』、朱の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。
 この場合は、自衛団長が『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。

希望役職アンケ

以下のアンケは、「やってみたい役職の傾向を把握するためのもの」であり、「役職の予約のためのもの」ではありません。
希望を弾かれた時に何が回って来るのか想定して、覚悟完了するためのものです。
なので、規定数を超えていても気にせずに、やってみたい・やりたい役職をぽち、っとしてみてください。

選択肢 投票
智狼 2  
狂信者 3  
聖痕者 3  
占い師 1  
霊能者 1  
守護者 1  
村人 0  
おまかせ 1  

 

吊り・襲撃・墓下関係

特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】
 
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
必要とあらば事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は、白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
00時更新という事もあり、赤からの描写の提示を待って進行が止まると、寝れなくなる人が続出しそうなので。
なお、発見描写は、翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意をば。
流れ次第で狼COしての白ログ襲撃描写も可能です。
 
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。
 
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、村から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動いてしまうのもありですのでその辺りは臨機応変に対応してください。
中発言は構いませんが、中雑談のみ、にならないようにご注意ください。
 

進行関係

プロローグ ★1/3追記あり

いつもと変わらぬはずの日常。
しかし、それは唐突に破られる。
 
皆に慕われていた老灯台守の死。
彼が死んだ夜の行動の証明が得られない者、身元の定かではない者。
様々な理由で選び出された「容疑者」たちは、自衛団の手によって岬の宿屋へと呼び集められる。
 
この時点ではまだ村の中を動き回る事もできるが、事件と召集の噂が広まっている事で周囲の態度は変化しているやも知れない。
 
宿屋に到着すると、身上書の提出を要求される。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
最初の犠牲者である老灯台守は、村の出身者であれば誰でも知っている人物です(共通軽縁故)。
こちらとの血縁などの強縁故は、先着一名様早い者勝ちで。
ギュンターへの縁故も基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
こちらも村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。

1日目

48時間進行。
自衛団から、今回集められた理由が説明される。
自衛団は、人狼の存在も示唆しつつ、未だ半信半疑の様子。
宿屋を離れる事は禁止されるが、村へ続く道を封鎖している自衛団員に頼めば、自宅に手紙を届けてもらう・何か持ってきてもらう、程度の事はしてもらえる。
夜半から、天気は荒れ気味に。団長は他の団員たちを村に戻して災害に備えさせ、宿屋には集められた容疑者たちと、団長だけが残される事になる。

2日目

48時間進行。
ギュンター襲撃。その身には、先に死んだ者と同じ、鋭い爪痕が刻まれていた。
誰かが報せに走ったのか、それとも戻らぬ団長を案じてか。
戻ってきた団員たちは、団長の亡骸を引き取った後、無常な通告を残して立ち去る。
ここに人狼がいるのは間違いないから、見つけ出して殺せ──と。
村との関わりは完全に断たれ、岬は完全に孤立する。

3日目以降

ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
容疑者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。
 
殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、古びた宿屋は血を流す場所と化す。
 

エピローグ

最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。
 

質問その他

疑問点などありましたら、こちらへ。
 



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Last-modified: 2011-07-14 (木) 13:48:08