ひらり、天より落つる雪。
ゆらり、共に堕ちるもの。
 
それは紅誘う囁きか。
或いは紅払う導きか。
 
ひらり、ゆらり、舞い落ち積もる。
真白と共に。真白を染めて。
 
ひとの心のその内に。
血の内潜みし因果の種に。
 
ひらり、ゆらり、積もりて芽吹かす。
 
月の高く昇りし夜に。
狂い咲く華、そのいろは──。
 
 

☆更新履歴

12/01/10
・村建て・鍵開放しました72 天より落つる月の囁き
 
11/12/28
・日程本決定
 
11/11/27
・日程仮決定
 
11/08/17
・ページ作成
 

天より落つる月の囁き

村の概要

村の基本コンセプト

他者の勝手な思惑によって作り出された『理不尽な運命』。
その『運命』に殉ずるにせよ、抗うにせよ。
『ひと』として、『いきる』事を望んで葛藤する者たちの物語を紡ぎたい。
『場』システムという特異な環境の中、壊れた日常を取り戻そうとするのも、完全に壊してしまう事を望むのも、そこにあるひとりひとりの思いのままに。

村建ての考える村の基本コンセプトはこんな感じです。
生死隣り合わせの閉じた空間で、PCがPCとして『いきる』姿が描けたらいいなあ、というのがぼんやりとあるのですね。
敢えて死を望むのも、『いきる』姿の一つなのでありなのですよ、と。

参加意思表示 

参加の意思表示などいただけるとありがたく。
時期は1月中、2月にかからない時期なのは確定。
正月三が日も外します。

選択肢 投票
参加希望 4  
時期が合えば参加 6  
様子見中 4  

舞台及び基本設定

プロローグ
谷底に位置するその村は、静かで。
冬は降りしきる真白の中、ひっそりと慎ましく、日々を暮らしていた。
 
そんな、小さな村に、ある日、異変の影がさす。
 
信心深く、温厚な気質で知られていた老神父。
彼が、何者かに引き裂かれ、息絶えた姿で見つかった。
 
村を守る自衛団は、団長ギュンターの指示の元、疑わしき者たちを村外れの集会場へと呼び集める。
 
──集められた者の中に。
──月の囁きに触れられるものがいる事など、終ぞ知らぬままに。
基本設定
幻夢1村19村35村42村53村64村、薔薇の下国59村122村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
舞台
谷底の小さな村。
以前は温泉湯治場としてそれなりに賑わっていたが、現在では寂れている。
冬は雪が深く、時折り雪崩れが起きる事も。
近くの森で採取できる稀少な薬草目当ての行商人が訪れる事もあるが、人の出入りは疎ら。
集会場
メインの舞台となる建物。かつては湯治宿としてそれなりに賑わっていたが、今は月に一度の寄り合いの時にしか使われてはいない。
元は湯治宿だけに、風呂は今でも源泉かけ流し。
☆一階略図
1f.PNG
☆二階略図
2f.PNG
建物内の、大雑把な間取りイメージ。
食料や薪の備蓄は地下に、水汲み用の井戸は台所の中にあります。
 
☆個室部屋割り
※個室確保後、各自で編集してください
1階
A:ゼルギウス B:アマンダ C:ユーディット D:ミハエル
2階
E:クレメンス F:ブリジット G: H:ローザ I:ライヒアルト
J:ベアトリーチェ K: L: M:エーリッヒ
 
☆建物周辺
谷底の村の、最も奥まった所にあり、左右は絶壁、背後には深い森が広がる。
村の生活圏からはやや距離を隔てている。
 
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。

役職設定

過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、PC設定如何によって知っていても問題ありません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としておいてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)

智狼の襲撃、占い師の占い、守護者の守護は、それぞれが展開を左右する要素を強く持っています。
対象を決める時はPC視点だけではなく、PL視点での展開展望も加味する事を強く推奨いたします。

狼側設定

智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、上記役職基本設定についての知識を最初から持っていて構いません。

村側設定

占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※蒼の聖痕者が『蒼花』、朱の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。
 この場合は、自衛団長が『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。

希望役職アンケ

以下のアンケは、「やってみたい役職の傾向を把握するためのもの」であり、「役職の予約のためのもの」ではありません。
希望を弾かれた時に何が回って来るのか想定して、覚悟完了するためのものです。
なので、規定数を超えていても気にせずに、やってみたい・やりたい役職をぽち、っとしてみてください。

選択肢 投票
智狼 0  
狂信者 0  
聖痕者 1  
占い師 1  
霊能者 1  
守護者 1  
村人 1  
おまかせ 1  

吊り・襲撃・墓下関係

特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】
 
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
必要とあらば事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は、白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
00時更新という事もあり、赤からの描写の提示を待って進行が止まると、寝れなくなる人が続出しそうなので。
なお、発見描写は、翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意をば。
流れ次第で狼COしての白ログ襲撃描写も可能です。
 
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。
 
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、村から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動いてしまうのもありですのでその辺りは臨機応変に対応してください。
中発言は構いませんが、中雑談のみ、にならないようにご注意ください。

進行関係

プロローグ

それは、珍しく晴れた夜空に、満ちるまであと僅か、という月が冴え冴えと浮かんだ次の朝。
村を駆け抜けたのは、皆に慕われている老神父が殺された、という報せだった。
人の手とも、獣の仕業とも知れぬ傷を負い、息絶えていた老神父。

その手に握り締められていた書簡には、人を脅かす脅威──人狼がこの村に潜んでいる、という可能性が記されていた。

中央の教会から、秘密裏に送られてきたらしきその書簡を見た自衛団長は、団員に命じて疑わしき者を村外れの集会場へと呼び集める。

この時点ではまだ村の中を動き回る事もできるが、事件と召集の噂が広まっている事で周囲の態度は変化しているやも知れない。

到着すると、身上書の提出を要求される。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
老神父との縁故に制限ありませんが、血縁などの強縁故は二人くらいまでに止めてください。
なお、村の住人であれば全員が顔見知りです(共通軽縁故)。
ギュンターへの縁故も基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
こちらも村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。

1日目

48時間進行。
自衛団から、今回集められた理由が説明される。
自衛団は、人狼の存在も示唆しつつ、未だ半信半疑の様子。
集会場を離れる事は禁止されるが、村へ続く道を封鎖している自衛団員に頼めば、自宅に手紙を届けてもらう・何か持ってきてもらう、程度の事はしてもらえる。
夜半から、天気は荒れ気味に。団長は他の団員たちを村に戻して災害に備えさせ、宿屋には集められた容疑者たちと、団長だけが残される事になる。

2日目

48時間進行。
ギュンター襲撃。その身には、老神父と同じく鋭い爪痕が刻まれていた。
その事を知らせるべく、外に出たなら目に入るのは、雪崩れによって塞がれた村へと続く唯一の道。
村との関わりは完全に断たれ、集会場は完全に孤立する。

3日目以降

ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
容疑者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。

殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、閉ざされた集会場は血を流す場所と化す。

エピローグ

最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。

質問その他

疑問点などありましたら、こちらへ。



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Last-modified: 2014-01-22 (水) 22:51:43