【封じ絵】/封じの絵 ─そらへのゆめ─

Last-modified: 2022-10-01 (土) 22:08:12

そこは洞窟の都市
途中から『海』に没した海底通路を内に秘める

唯一『空』が見える場所
『空』へ誘う綿帽子

伝説。心を集めれば『空』へと行ける
『海』より逃れて自由になれる

心の力を封じる絵師
彼は死する者の心を絵に封じる
いずれ、皆で飛び立つために

封じられた絵師、奪われた絵筆

……逃げ出そうとしてるの誰?

☆更新履歴

08/10/21・村建てました!
31 封じの絵 ─そらへのゆめ─
08/10/12・舞台設定に色々追記しました。
08/10/11・アンケ〆切り、各種設定確定しました。

封じの絵 ─そらへのゆめ─

村の概要

  • 企画者:たすく@幻夢管理ねこ
  • 開催時期:10/21村建て・10/23 00時開始予定
  • 開演場所:人狼物語 ─幻夢─
  • 種別:完全RP村(勝敗度外視・ガチ禁止)・幻想系ダーク風味
  • キャラセット:幻夢セット
  • 募集人数:8〜12人
  • 進行:48時間設定・3日目以降24hコミット進行
  • 発言制限:多弁(1500pt・36act/1日)
  • 文章:人狼物語 幻夢
  • 編成:呪智信占霊守聖共村0〜4+1
  • アンデッド:OFF
  • 閲覧制限:特にナシ
  • 更新時刻:00時
  • 更新リミット:特にナシ。他者のコアを慮りつつ、休息はしっかりと

アンケログ

各種アンケ〆切り、こちらへ移動しました。

舞台及び基本設定

メインストーリー
舞台は洞窟都市。
地上との接点は、都市の上に僅かに開けた空間。その周囲は断崖絶壁に囲まれ、抜け出す事は叶わない。
僅かな空間、その奥まった場所には澄んだ水を溢れさせる泉と林檎の樹が二本。
その周囲には、白い綿帽子のよな花を咲かせる綿毛草、と呼ばれる草が一面に生えている。
子供たちは綿毛草の花を集め、娘たちは糸を縒り、布を織る。
ある季節の満月の夜、綿毛草の花は月へ向けて飛ぶと言い伝えられている。
しかし、都市に生きるものでそれを見たものはいない。
都市の奥には、ある程度行くと水没している通路がある。
通路に満ちているのは海水。魚や貝、海藻も採れる。
都市の住人たちは『海』を知らないけれど、それが『海』の水であると知っている。
 
都市の住人たちは、何故自分たちがこの閉じた場所にいるのか知らない。
でも、出たい、という願いは持っている。
願いの拠り所は、綿毛草の伝説。
心の力を集めれば、満月夜に綿毛が空へと運んでくれると。
真実は誰も知らない。けれど、住人たちはそれを信じている。
 
その願いを託されるもの、それが『絵師』。
『絵師』は住人が死ぬ時に、その心の力を封じた絵を描く。
そうして心の力を一箇所に集め、いつか、皆で空へ行くのだと。
 
ある日、『絵師』の愛用する絵筆の一本が盗まれた。
日を置かず、都市の長が絵に心を封じられる。
 
誰かが『絵師』の筆を使って、心の力を集めようとしている。
 
その結論に達した『絵師』は、疑いを向けられたものを封じ、そして。
 
その後、『絵師』自身もまた、心を封じられた。
 
それを行ったのが、誰かは知らない。
けれど、その誰かが心の力を求めているのは確かな事。
住人たちは残された絵筆を使い、筆盗人を捕らえようと試みる。
封じられた心を解放できるのは、絵を描いたものだけ。
『絵師』が戻らなければ、これまで蓄積された心の力も無為になってしまうから──。
舞台設定
舞台となるのは、洞窟都市。
地下に縦横無尽に掘られた空間で、ヒカリコケやキノコ、水晶花と呼ばれる花などが自生しています。
洞窟内の施設は、次のもの以外は好きなように設定して構いません。
 
  • 海水通路
    都市で一番古い区画。他の場所のように岩肌が露出しているのではなく、切り出した石を積み上げて作られた通路です。
    先に進むと、緩い下り坂になり、やがて、海水に没します。
    海水部分では海の魚介類や海藻の類が採取され、また、水から塩を生成して利用しています。
    水に潜り進む事はできますが、息が続く限りの範囲は海水に没した通路が続いているようです。
  • 中央広場
    都市のほぼ中央に当たる部分に開かれた空間。
    中央には清水の溢れる泉があり、壁にはヒカリコケが自生して、一定の明るさが保たれています。
    何かあった時に、住人たちが集められる場所です。
  • キノコ畑
    都市の主食の一つである、様々なキノコが栽培されている空間です。
  • 水晶花の花畑
    キノコ畑の奥にある、不思議な空間。
    透き通った花びらを持つ、水晶花と呼ばれる花が咲き乱れる場所です。
    壁の一角からは澄んだ水が湧き出して滝のように流れています。
洞窟都市の生活様式
食生活に関しては、色々と特殊なので、一応注意をしてください。
お茶やコーヒー、ワインなどはありません。
お茶というと、洞窟内で栽培できる香草を使った香草茶か、キノコを使ったキノコ茶になります。酒類は林檎酒や野苺酒になります(アルコール自体をどう調達するのかは、気にしちゃいけません)。
果物は林檎と野苺くらいしかありません。
穀類はありませんが、キノコがその代用品になっています。小麦粉っぽい粉もキノコから作れるらしいので、パンやケーキ、クッキーの類もちゃんとあります。
鶏卵はありませんが、トカゲの卵が普通に使われています。
肉類は爬虫類のものを普通に使っているようです。
甘味料は、外にいるミツバチの巣から採れる蜂蜜が使われています。
こんな状態ですので、食材の種類に拘った料理RPはお勧めしません
 
繊維は、綿毛草から採取したものを使用しています。
染料は、キノコだったり岩から取れる成分だったりするようです。
 
灯りは、ヒカリコケを詰めたランプや、林檎の木の近くに棲むミツバチの蜜蝋を用いた蝋燭が使われています。
燃料は、洞窟の一角から採取できる焔石(石炭のようなもの)が用いられています。
 
金属製品は、ほとんどありません。
刃物は、洞窟内で採取できる石を研磨して作られたものが大半です。

役職設定

  • 狼側設定
呪狼・智狼
筆盗人。外へ出たいという願いを抑えきれず、『絵師』を封じ、絵筆を奪う。絵筆を手放したくない一念か、一人は筆を探す者の気配を察知すると逆に封じてしまうほど。
狂信者
絵筆の在り処に気づいている者。外に出るために協力するか、それとも取り戻そうとするかは自由。
  • 村側設定
占い師・霊能者
生まれつきの力か何かの技術か、絵筆の力を辿れるもの。
※初回逆呪殺避けのため、ダミーや『絵師』を占い対象にするのは問題ありません。
この辺りは、占い師を引いた方にお任せします。
守護者
守り手。生まれつきの力によるのか、誰か一人を危険から遠ざける事ができる。自分自身は守れない。
※初回守護対象に『絵師』を選ばないよう気をつけてください。
聖痕者
 
『絵師』の継承者の資格を持つ者。その証は、どこかに浮かぶ、三日月の痣。
共有者
 
『絵師』の称号を継ぐ者。蒼き三日月の痣を持ち、絵筆の力を正しく用いる事ができる。
代々の『絵師』の記憶を継承している。
※PL固定、確定初回被襲撃役職です。

吊り・襲撃・墓下関係

吊り
バファリン>PL視点≧PC視点
残った絵筆で絵を描き、誰かを封じる。封じの担当は、『絵師』の継承者(聖痕者)となるが、それ以外の者が手を下そうとしても妨げられはしない。
襲撃
PL視点≧PC視点。展開重視
筆盗人が強制的に絵を描き、心の力を封じ込める。
それまで話していた相手が、突然倒れてしまうかも知れない。
お休み、の挨拶を交わして別れたものが、翌朝、目覚めないかも知れない。
その後、都市のどこかで、倒れたものを描いた絵が見つかる。
※襲撃発見描写は白優先・赤補完にて。
白での描写は、赤が進めやすいようにご留意を。
墓下
封じられた心の世界。現実を見る事はできるが、干渉することはできない。
盗人が垣間見れるかどうかは未定。
心を封じられた者は、仮死状態に陥る。
身体は冷たく、呼吸や脈動は弱々しい状態。
医学の心得があれば、長くこのままでいたなら、いずれ命にも関わるのは容易に推察できる。

進行関係

基本的に、時間軸はリアル平行で考えています。
1日目と2日目は、流れに応じて48=1日にするのもありですが、流れが停滞しそうならさくさくざくざく時間を進めて構いません。

プロローグ

洞窟都市の日常。

入村後、以下のアンケをメモに貼っておいてください。なお、縁故結びはプロの間に御自由にどうぞ。

■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
■希望縁故:

1日目

48時間進行。

前半はまだ日常を継続。後半への移行前後に、絵筆盗難が発覚する。
※赤組は、前半の内に絵筆を持ち出すロールを赤で回してください。後ほどの回想でも可です。
盗難に気づいた『絵師』は絵筆が盗まれたこと、このままでは今まで集められた『心の力』が無為になる事を説明。町の長(=ダミー)から、犯人探しを言いつけられる。

2日目

48時間進行。
長が絵に封じられる。
絵筆の力を辿れるものは、それに気づけるやも知れず。
長が封じられた事で、都市内部で危機感が高まる。
『絵師』を疑う者も現れるかも知れない。
※襲撃の設定的に、ダミー襲撃発見描写は夜明け直後でなくても問題ありません。
※襲撃は必ず『絵師』にあわせて下さい。

3日目以降

24コミット進行。アンカーはサマリー順持ち回りにて。

住人の1人が絵に封じられる。手を下すのは『絵師』。
その後、『絵師』自身が何者かによって絵に封じられる。
自身の継承者に、後を託して。
※処刑描写は、何方かの視点で『絵師』を動かして行っていただく事になります。

エピローグ

生存者によるエンド。
エンドロール後、フリートークに突入。


質問その他

疑問点などありましたら、こちらへ。

  • 「絵師」さんは、今までの「心」をずっと集めている=凄く長命、なのでしょうか?それとも世襲? -- 匿名 : 2008-08-28(木) 14:38:50
  • 世襲型、ですね。死ぬ時に、「心」を解放する方法と、「絵師」の記憶を弟子に託して、自分の絵を描いてもらって永眠する、という形式で続いています。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-08-28(木) 19:03:26
  • 吊りと襲撃の差は、村PCからわかりますか? -- 匿名 : 2008-09-26(金) 16:00:16
  • その辺りはわかっても、わからなくても構いません。聖痕者は、確実に違う筆で描かれたもの、と見分けられるでしょうし、霊能者は何か違和感を覚えたりするかも知れません。ここらはご自由にどうぞです。
    ちなみに、見分ける術があった方がいい、と思われる場合は、残った絵筆は厳重に管理され、一日に一度しか使えないとか制限をつけるとかしても全然おっけーです。それだと、少なくとも絵筆が使われた所を見た者は、二枚目の絵が盗人の手による、とわかるでしょうし。ここらはやったもの勝ちでどぞです。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-09-26(金) 20:59:11
  • ふと気がついたので追記。絵を描かれ、封じられたものの身体だけを見た場合は、判断はつかない可能性が高いです。身体の状態は、全く同じになりますので。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-09-26(金) 21:44:56
  • 洞窟都市の規模は、大体端から端まで移動にどれ位でしょう?電気はありますか? -- 匿名 : 2008-10-12(日) 16:31:07
  • 一般に知られている部分を端から端まで移動するとしたら、大体半日がかりくらいですか。また、電気やガスの類はなく、明かりはヒカリコケを詰めたランプ、蜜蝋の蝋燭などです。燃料は、洞窟内で採取できる焔石(石炭のようなもの)で賄われています。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-10-12(日) 21:55:03
  • 初回の襲撃だけ固定だと編成で有利不利が出てしまうので、初回占いをダミーor共有確定にしては如何でしょうか? -- とくめい : 2008-10-14(火) 21:32:54
  • んー、その辺りはルールでがちがちがちと縛るより、占い師の裁量に任せたい、というのが本音なのですが。あ、でも、呪狼入り編成なので、初回確白占い自体は問題ありませんのでっ。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-10-14(火) 22:00:08
  • 『海』の水であることを知っているというのは、『海』という概念を知っているということでしょうか。それとも、『塩辛い水』という程度の認識なのでしょうか。 -- とくめっ : 2008-10-15(水) 12:44:33
  • 洞窟から見える空に鳥が飛んでいるのは見えたりするでしょうか?外から鳥や虫が入り込んで来る事はありませんか? -- 匿めー : 2008-10-15(水) 20:46:07
  • とくめっさん>いわゆる、百科事典に載っているような、言葉で表された『海』の概念は知っているかもですね。実際、そういう書物はあるでしょう。唯一の例外は『絵師』で、彼は海原を『見た記憶』を引き継いでいます。
    匿めーさん>空に鳥が飛ぶのは見えますし、林檎の木にはたまに降りてくるかも知れません。虫は、たまに入り込んできたりするかもですね。一応、林檎の側にはミツバチがいますし。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-10-15(水) 22:31:30
  • 太陽は、天井の隙間からたまにしか見えませんか? -- トクメイ : 2008-10-24(金) 13:36:29
  • 天体的な部分はあんまり考えてなかったです(ぉぃ)。基本的には、外と接している部分から、昼間の間見える程度かなあ、と。夕日や朝日は、知識的な概念しかないかもです。 -- たすく@幻夢管理ねこ : 2008-10-24(金) 14:50:45
  • えーと、だましてみせてくれとか持ちかけるつもりでした。うん。後は展開次第とか。力づくはやらん気がするが、どないでもいいよー -- オト : 2008-10-29(水) 22:04:18