【黎明・黄昏】/基本世界観 の履歴差分(No.2)


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#contents

**基本設定 [#p8652e02]
『世界の創成者』と呼ばれる『古神』の影響を強く受ける世界。
文明・技術レベルは中世+α。いわゆるライトFT的、剣と魔法の世界。
 
『古神』は現在信仰されている主神以前の神話に伝えられており、現在ではその信仰は廃れ気味で、考古学者の研究対象となっている。
非常に強い力を持つ存在で、今でも各地にその力の影響が残されているほど。
 
世界が今の状態に安定する以前、『古神』同士で大きな戦い(『古神大戦』)があり、その際に大半の『古神』は力を失って消滅するか、他の『古神』に取り込まれている。
現在でも残っているのが、
 
黎明の黒竜シュトラール
黄昏の白竜アーベント
裁定の古神ヴァーゲ
奔放なる古神シュラーフェン
 
の四勢力。
黒竜と白竜は『古神大戦』において中核を担った者たちであり、ある意味では最も大量の被害を出したものたち。
最終的には力を一時的に喪失して眠りについたものの、復活し、戦いに決着をつけるための準備は進めていた。

**古神について [#le9ff2a4]
***黎明の黒竜シュトラール [#y51979f7]
属性:光
漆黒の鱗の西洋竜。
『古神大戦』において白竜と相討ちになった後、決戦の地となった島で眠りについていた。
勢力拡大のために自身の血を人や亜人種たちに与え、眷属を増やしていた。

他者を喰らう事でその力を自らの一部として取り込む事ができ、その特性を引き継ぐ黒竜に近しい者たちは、他者の心臓を喰らう事で自らの力を高める事ができる。
 
ある時、空から落ちてきた者が封印の地に墜落。
その際に身体に受けたダメージは大きく、黒竜は魂を身体から引き剥がす事で消滅を防ぐ。
引き剥がされた魂は非常手段を用いて人の子に宿り、身体は落ちてきた者を食らい、その力と存在を取り込む事で再生した。
また、この時に溢れた黒竜の力の一部は白竜の手に渡り、人の子に宿された。
 
***黄昏の白竜アーベント [#q719a5ec]
属性:地・水・火・風 融合して闇
真白の羽毛に包まれた西洋竜。
『古神大戦』において黒竜と相討ちになった後は、島から遠く離れた大陸のとある森で眠りにつき、力を蓄えていた。
自らに従うものたちに様々な力を分け与え、それを血脈によって継承させる事で、自身の代行者を常に人の世界に置いていた。
※白竜の眷属は、この代行者の一族の継承者たち。
白竜の持つ四大の属性を一つずつ受け継いでいる(。
白竜の持つ四大の属性を一つずつ受け継いでいる。
 
***裁定の古神ヴァーゲ [#v2e2d4e0]
属性:影
黒竜と白竜の争いを、その狭間の力持つもの、という立ち位置から見つめ続けているもの。
どちらか一方に肩入れする事はなく、常に中立を保っている。
『古神』としての身体は大戦の際に失われ、現在は人の子を器として、その魂の内で眠りについている。
 
***奔放なる古神シュラーフェン [#j5fd6621]
属性:夢(=精神)
夢を司る、とされる『古神』。
大戦の折にはどの勢力にもなびく事無く、戦い自体を傍観していた。
このため、大戦終結後も変わらず存在し続け、時折気まぐれに、自身の力を人の子たちに与えている。

***空から堕ちて来たもの [#l2e1ddda]
スマラクト島で眠りに就いていた黒竜の許に落下したもの。一言で言えば恒星間航行すら可能な宇宙船。
別次元の惑星外存在であり、かなり高度な技術を持ち合わせていたらしい。
落下の衝撃で乗員は全員が死亡しており、残っていた思念は黒竜に取り込まれ、船は揺り籠として再生している。

***『古神』以外の神格について [#a29429bc]
現在、一般的に信仰されている主神は、『古神大戦』後の復興を成し遂げたもの、として広く敬われている。
この主神以外にも、地方によって独自の神や精霊を信仰しているケースもあり、宗教的な幅は広い。
※『古神』以外の宗教設定は基本フリーダムです。
※主神の設定も含め、ネタがある場合は好きなようにやっていただいてOKです。

**魔導王国ベルンシュタイン [#g1a7c2ed]
大陸西方に位置する王国。
『古神大戦』期に生み出された古代語魔法の研究や、新たな魔法の開発に力を入れている。
国王は世襲制だが、「力ある魔導師である事」、が王位に就く上で最も重要視されている。
古代語魔法の研究に関連して古神研究に力を入れており、国立魔導院では研究者に対しての支援を積極的に行っている。

**スマラクト島 [#cc0a8840]
黎明の黒竜の眠る、南海の孤島。
かつては良質の魔法鉱物を産出する事で賑わっていた。
が、島の中央に『何か』が落ちてから、様相が一片。
それまでは見られなかった怪物たちが現れ、鉱山の大半が閉鎖された。
現在は小さな集落に少数の人々が暮らすのみ。
島の奥には閉鎖された鉱山があり、そこにはまだ大量の魔法鉱物が眠っているらしい。
ベルンシュタインから鉱山の調査隊が派遣された事もあったが結果は芳しくなく、現在では再開発の見込みなし。
鉱山の最深部には黎明の黒竜の聖域たる、『揺り籠の地』が存在している。