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どうして独りで飛ぼうとするの?

ぼろぼろの羽 折れそうな翼

傷だらけなのに でもキミは

独りきりで飛ぼうとする

差し伸べた手 振り払わないで

ぼくがそこに持っているのは

哀れみじゃない… 同情でもない…

なのに…

キミはそれを見ようとしなくて…

どうして全てを拒もうとするの?

たくさんの傷 痛みを流し続けて

独りきりで進もうとする

呼びかける声 消してしまわないで

ぼくが叫び続けているのは

慰めなんかじゃないから…

ねえ…

空を飛ぼうよ

ぼくらの上にいつもある空

独りきりじゃ飛べなくても

誰かがいれば飛べるかも知れない

ぼくはただ その誰かになりたい

傷ついた翼が癒えるまで

ぼくはここでキミを見ている

だから…

閉ざさないで 消してしまわないで

二人ならきっと

どこまでだって翔んで行けるから

なんだってできるよ…だってぼくら

ずっと一緒だったんだから