いつもぼんやりと見上げてる 当たり前にそこにあるものを ……あおい色はいつもぼんやりとして 地上でぼんやりするぼくを見返している 空を見てるといつもなんだか ふわふわした心地になって ぼんやりただよってるふわふわの 雲になって飛んでいけるような気がして その瞬間が好きだから 空を見つめ続けてる 無限の空 無限のあお そこを漂うやわらかなしろ ふわりとやわらかくて さらりとつめたい 見守ってるけど見てなくて 包んでるけど突き放しているもの そんなぼやけたものだから ぼくは空を見ていられる 優しいけど優しくなくて 厳しいけど厳しくない、から…… だから、ぼくは、空が好きだ うん……それだけ、なんだけど ふわりとやわらかくて さらりとつめたい あおとしろに彩られた無限 少し見つめ合ったら、歩きだそう ぼくの進む道を探して、ゆっくりと