─Geschichte von Klarheit─
村関連SS置き場/蒼天輪舞/─大会終了後・医務室─ ユーリエ
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#navi(村関連SS置き場) ―大会終了後、医務室にて― [先にあった人と話そう。そう思っていたが、同時にあってしまうとは想定外。 まあ仕方ないかもしれない、片や未だ倒れたままのパートナーとともにいる嵐竜の騎竜師、かたや医務室を戦場とするパートナーをもつ水竜の騎竜師。 とりあえずお見舞いの品を渡し、知り合った騎竜師たちの無事を確認した。 事件の張本人たちはまだ治療中とのことだが、それについてどうなるかは特に語られなかった。 そして、話を聞いてくれるといっていた二人の騎竜師に…どうせ唐突な願いだし、どちらにも話したほうがいいからと思い、カークとアプサラスに話を聞いてもらった。 自分の師はパートナーのいない放浪騎竜師だったこと、自分も師に倣って放浪しており、それでいいと思っていたこと だが今回の事件で一人では駄目だと思ったこと。 そして、今のままの自分では漠然と…いや、今までの生きかたで正しかったかどうか迷っていること。もっと、違う経験、視点がほしかった。だから] ぶしつけだとは承知ですが…どうか…弟子にしてください!! #hr ―アプサラス編?― [土地の守護騎竜師。 その名の通り、その土地を守護する。災害が起きたときの救助、魔物が出た時追い払う、機会はいまのところないが有事の際は戦にもでるのだろう。など様々あるが、そう毎日毎日そんな勤めがあるわけではなくて] アプサラスお姉様…だからそんな鶏が行方不明だからって出て行こうとしないんでいいんです… [そうでもない日の日常は…どちらかといえばこの純粋培養な姉貴分には平穏というか抜けたものであった。 むしろこういう変な話をもってくるものは、アプサラスをよくないと思ってるもののが多い、それに気づいているのかいないのかは知らないが、もし失ったらと、変わりの鶏の代金のことまで考えないでほしいです。いえ、顔に書いてあったので。] 前にもいいましたが、探し人…今回の場合は鳥ですが、そういうのを探してくれる場所はしっかりあるのですから、仕事を奪ってはいけません。 [そしてよく思わない意外は過保護な人に囲まれているアプサラスお姉様へと私は注意する。他人の仕事を奪うことでよからぬ恨みを買うような真似はさせる気はなかった] [でも本当は、優しく思いやりがあるのは素敵で、だいすきだ。だから] でもどうしても…どうにもならないようでしたら、そのときはびしっと解決しましょう、お姉様。 [そのままでいてほしいとも思うからそういってしまうのだ。] [初め、師になってほしいと頼んだがいつのまにかお姉様と呼んでいた。驚かれたが受け入れられて抱きしめられたときはくすぐったい思いと暖かい気持ちでいっぱいだった。 少しして一度後継者にという話が出たが、見習いであること、パートナーもいないこと、そして、なによりも二人の子に騎竜師の才能がなかった場合、また話してください。といってそれっきりである。 納得してもらえてよかった、まあ私は、一人目の子供だけとはいってない。 とはいえこのままここにいるのも悪くないなーとは思ってはいるけどね。] では、一緒に、日課の空の旅にいきましょう、お姉様 [あれからカリギュラも大きくなり、自分を乗せて飛べるぐらいにはなった。 とはいえ、親竜はもっと大きかったし、今も少しずつ大きくなっているのでまだ成長段階の子竜といったところ。 初めまだ小さかったカリギュラに乗るのは一苦労したが、アプサラスお姉様の指導のもと乗りこなせるようにはなっていた。とはいえあそこまで速くは飛べないけど さあ、今日も竜を皆に見せて安心してもらいましょう。放浪してたときとは変わらないほど平凡な、それでも守っていくべき尊い日を願って] [でも、一つだけ懸念事項がある、それは] (うー、でも私がいると二人の邪魔になりそうなんだよね…はやくジークムントさんもお兄様っていいたいのに) [それだけは心にひっかかっていつづけていることのだ。むしろお邪魔虫感満載である。 好きなとき訪ねてきていいといっていた、実は王家の人だった騎竜師のかたのもとにしばらくいってみるのもいいかもしれない、なんて思ったりするのである] #hr ―エレオノーレ編?― 『グァー(ずっと俺のターン)』 [カリギュラの攻撃、カリギュラはつぶらな眼差しを向けた カリギュラの攻撃、カリギュラは甘えるように肩に頭を摺り寄せた カリギュラの攻撃、肩の上に顎を乗せてじっと見つめた。 カリギュラの―――] もうー! エレオノーレさん。五分もってないですよ、そんなんじゃ駄目なんです。 [カリギュラに食べ物をねだられ陥落したエレオノーレ、ご機嫌に食事を食べるカリギュラを前にいう] 『グァー、グァーグァグー(何で諦めるの、一番になるっていったじゃないか、ほら、もっと心を熱く燃やせ、心から、心から強く願うんだ)』 あんたは黙ってなさい [ひょうきんなのかなんなのか。応援してるが、食べ物をもらってカリギュラご機嫌である。 さて、一体全体何をやってるのかというと…エレオノーレのカリギュラおねだりに対する耐久訓練であった。 と、いうのも、カリギュラは自分と一緒に居るときが多いが、それ以外は大抵エレオノーレとともにある。 それはいいのだ、ここにきて耳長族という存在を知った。そしてそれがあまりよく思われていないことも。 もちろん師匠(ちなみに、最初はカークさんのことを”お師匠様”といったのだが、なんだか微妙な顔をなされたため、それ以降”師匠”と呼んでいる。)も色々手を尽くしていたが、その心配の種を減らす行為にはなっただろう。 カリギュラはエレオノーレの傍にいる、もちろん真実として懐いているなどもあるが、実は知性が高いカリギュラは、自分…竜という存在に対する周囲の視線、神聖な生き物、畏怖、あるいは信仰、それらを自覚した上で、エレオノーレに懐き…周りの目があるときは作為的に認め敬うようにしているのだ、彼女を敵視するものは、自分こと竜を馬鹿にするのも同じことだというように だから、ほうっておいたまではよかったのだけど、ね。 自分も弟子をしている以上四六時中いられるわけではないし、でもそこで問題が発生した] 食べさせすぎは駄目なんです。今はまだいいですけれど、成長が止まったら太っていく一方になっちゃうんですからね。 [知性がある割りに本能に忠実なカリギュラはエレオノーレに甘えに甘えて、食べ物をねだる。それはもう傍にいるときが多い分顕著なものだ。 なにせ一度食べすぎでお腹の調子まで悪くしているぐらいなのだから] さあ、じゃあもう一度、今度はちゃんと耐えてくださいね [エレオノーレの心労は続くのかもしんない #hr 精霊師 エレオノーレ ―もしかしたら未来 withカリギュラと彼女― [つぶらな眼差しで見上げられ 甘えるように肩に頭を摺り寄せられ 肩の上に顎を乗せてじっと見つめられれば ふるふるしながら手が菓子の受け皿へと動いた―――] ご、ごめんなさ…… [訓練と称した何かの拷問だろうか、とか時々思うが色々と怖くて言えない。 グァーグァー言うカリギュラ(無論何を言っているかはユーリエのみぞ知る)に、ぎゅっと抱きつき耳もふるふるさせながら、反省込めてしょんぼりしていた。 カリギュラがどうして傍に居てくれるのか、その真の意味は知る事無かったものの、傍に居てくれることで、時折感じていた射るような視線が和らいでいた事は理解していた。 それは相乗効果もあって非常に精神負担を軽減しており。 元々大の竜好き。 それもあって、もうそれは顕著に岩竜に餌をねだられれば与え、ねだられれば与え、ねだれ(以下エンドレス) 甘やかして甘やかして甘やかしたおしていたのだが、流石にユーリエからまったが入った。彼女のお師匠様の口添えも多分にそこにはあっただろう。 そんなわけで「餌を与えない特訓中」なのだが。 ご機嫌なカリギュラを見れば反省の色は途端に薄れて。] あ、美味しかった? じゃ次は胡桃のお饅頭作ってくるから――― 「エレオノーレさんっ!!」 [懲りてない人の懲りてない戦いは果てしなく続くかもしれない*] #navi(村関連SS置き場)
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#navi(村関連SS置き場) ―大会終了後、医務室にて― [先にあった人と話そう。そう思っていたが、同時にあってしまうとは想定外。 まあ仕方ないかもしれない、片や未だ倒れたままのパートナーとともにいる嵐竜の騎竜師、かたや医務室を戦場とするパートナーをもつ水竜の騎竜師。 とりあえずお見舞いの品を渡し、知り合った騎竜師たちの無事を確認した。 事件の張本人たちはまだ治療中とのことだが、それについてどうなるかは特に語られなかった。 そして、話を聞いてくれるといっていた二人の騎竜師に…どうせ唐突な願いだし、どちらにも話したほうがいいからと思い、カークとアプサラスに話を聞いてもらった。 自分の師はパートナーのいない放浪騎竜師だったこと、自分も師に倣って放浪しており、それでいいと思っていたこと だが今回の事件で一人では駄目だと思ったこと。 そして、今のままの自分では漠然と…いや、今までの生きかたで正しかったかどうか迷っていること。もっと、違う経験、視点がほしかった。だから] ぶしつけだとは承知ですが…どうか…弟子にしてください!! #hr ―アプサラス編?― [土地の守護騎竜師。 その名の通り、その土地を守護する。災害が起きたときの救助、魔物が出た時追い払う、機会はいまのところないが有事の際は戦にもでるのだろう。など様々あるが、そう毎日毎日そんな勤めがあるわけではなくて] アプサラスお姉様…だからそんな鶏が行方不明だからって出て行こうとしないんでいいんです… [そうでもない日の日常は…どちらかといえばこの純粋培養な姉貴分には平穏というか抜けたものであった。 むしろこういう変な話をもってくるものは、アプサラスをよくないと思ってるもののが多い、それに気づいているのかいないのかは知らないが、もし失ったらと、変わりの鶏の代金のことまで考えないでほしいです。いえ、顔に書いてあったので。] 前にもいいましたが、探し人…今回の場合は鳥ですが、そういうのを探してくれる場所はしっかりあるのですから、仕事を奪ってはいけません。 [そしてよく思わない意外は過保護な人に囲まれているアプサラスお姉様へと私は注意する。他人の仕事を奪うことでよからぬ恨みを買うような真似はさせる気はなかった] [でも本当は、優しく思いやりがあるのは素敵で、だいすきだ。だから] でもどうしても…どうにもならないようでしたら、そのときはびしっと解決しましょう、お姉様。 [そのままでいてほしいとも思うからそういってしまうのだ。] [初め、師になってほしいと頼んだがいつのまにかお姉様と呼んでいた。驚かれたが受け入れられて抱きしめられたときはくすぐったい思いと暖かい気持ちでいっぱいだった。 少しして一度後継者にという話が出たが、見習いであること、パートナーもいないこと、そして、なによりも二人の子に騎竜師の才能がなかった場合、また話してください。といってそれっきりである。 納得してもらえてよかった、まあ私は、一人目の子供だけとはいってない。 とはいえこのままここにいるのも悪くないなーとは思ってはいるけどね。] では、一緒に、日課の空の旅にいきましょう、お姉様 [あれからカリギュラも大きくなり、自分を乗せて飛べるぐらいにはなった。 とはいえ、親竜はもっと大きかったし、今も少しずつ大きくなっているのでまだ成長段階の子竜といったところ。 初めまだ小さかったカリギュラに乗るのは一苦労したが、アプサラスお姉様の指導のもと乗りこなせるようにはなっていた。とはいえあそこまで速くは飛べないけど さあ、今日も竜を皆に見せて安心してもらいましょう。放浪してたときとは変わらないほど平凡な、それでも守っていくべき尊い日を願って] [でも、一つだけ懸念事項がある、それは] (うー、でも私がいると二人の邪魔になりそうなんだよね…はやくジークムントさんもお兄様っていいたいのに) [それだけは心にひっかかっていつづけていることのだ。むしろお邪魔虫感満載である。 好きなとき訪ねてきていいといっていた、実は王家の人だった騎竜師のかたのもとにしばらくいってみるのもいいかもしれない、なんて思ったりするのである] #hr ―エレオノーレ編?― 『グァー(ずっと俺のターン)』 [カリギュラの攻撃、カリギュラはつぶらな眼差しを向けた カリギュラの攻撃、カリギュラは甘えるように肩に頭を摺り寄せた カリギュラの攻撃、肩の上に顎を乗せてじっと見つめた。 カリギュラの―――] もうー! エレオノーレさん。五分もってないですよ、そんなんじゃ駄目なんです。 [カリギュラに食べ物をねだられ陥落したエレオノーレ、ご機嫌に食事を食べるカリギュラを前にいう] 『グァー、グァーグァグー(何で諦めるの、一番になるっていったじゃないか、ほら、もっと心を熱く燃やせ、心から、心から強く願うんだ)』 あんたは黙ってなさい [ひょうきんなのかなんなのか。応援してるが、食べ物をもらってカリギュラご機嫌である。 さて、一体全体何をやってるのかというと…エレオノーレのカリギュラおねだりに対する耐久訓練であった。 と、いうのも、カリギュラは自分と一緒に居るときが多いが、それ以外は大抵エレオノーレとともにある。 それはいいのだ、ここにきて耳長族という存在を知った。そしてそれがあまりよく思われていないことも。 もちろん師匠(ちなみに、最初はカークさんのことを”お師匠様”といったのだが、なんだか微妙な顔をなされたため、それ以降”師匠”と呼んでいる。)も色々手を尽くしていたが、その心配の種を減らす行為にはなっただろう。 カリギュラはエレオノーレの傍にいる、もちろん真実として懐いているなどもあるが、実は知性が高いカリギュラは、自分…竜という存在に対する周囲の視線、神聖な生き物、畏怖、あるいは信仰、それらを自覚した上で、エレオノーレに懐き…周りの目があるときは作為的に認め敬うようにしているのだ、彼女を敵視するものは、自分こと竜を馬鹿にするのも同じことだというように だから、ほうっておいたまではよかったのだけど、ね。 自分も弟子をしている以上四六時中いられるわけではないし、でもそこで問題が発生した] 食べさせすぎは駄目なんです。今はまだいいですけれど、成長が止まったら太っていく一方になっちゃうんですからね。 [知性がある割りに本能に忠実なカリギュラはエレオノーレに甘えに甘えて、食べ物をねだる。それはもう傍にいるときが多い分顕著なものだ。 なにせ一度食べすぎでお腹の調子まで悪くしているぐらいなのだから] さあ、じゃあもう一度、今度はちゃんと耐えてくださいね [エレオノーレの心労は続くのかもしんない #hr 精霊師 エレオノーレ ―もしかしたら未来 withカリギュラと彼女― [つぶらな眼差しで見上げられ 甘えるように肩に頭を摺り寄せられ 肩の上に顎を乗せてじっと見つめられれば ふるふるしながら手が菓子の受け皿へと動いた―――] ご、ごめんなさ…… [訓練と称した何かの拷問だろうか、とか時々思うが色々と怖くて言えない。 グァーグァー言うカリギュラ(無論何を言っているかはユーリエのみぞ知る)に、ぎゅっと抱きつき耳もふるふるさせながら、反省込めてしょんぼりしていた。 カリギュラがどうして傍に居てくれるのか、その真の意味は知る事無かったものの、傍に居てくれることで、時折感じていた射るような視線が和らいでいた事は理解していた。 それは相乗効果もあって非常に精神負担を軽減しており。 元々大の竜好き。 それもあって、もうそれは顕著に岩竜に餌をねだられれば与え、ねだられれば与え、ねだれ(以下エンドレス) 甘やかして甘やかして甘やかしたおしていたのだが、流石にユーリエからまったが入った。彼女のお師匠様の口添えも多分にそこにはあっただろう。 そんなわけで「餌を与えない特訓中」なのだが。 ご機嫌なカリギュラを見れば反省の色は途端に薄れて。] あ、美味しかった? じゃ次は胡桃のお饅頭作ってくるから――― 「エレオノーレさんっ!!」 [懲りてない人の懲りてない戦いは果てしなく続くかもしれない*] #navi(村関連SS置き場)
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