─Geschichte von Klarheit─
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[[蒼天輪舞]] #contents **あ行 [#h8d0d130] ***アプサラス [#vc4a3fa9] ■氏名:ニーシャ=ロイ=アプサラス Nisha=Roy=Apsaras ■肩書き:流麗の騎竜師 ■騎竜:雌水竜の『アムリタ』。水晶の鱗で全身を覆っている東洋竜。 蛇のような長い胴体に蝙蝠の形の皮膜翼を持ち、四つの足には鋭い鉤爪がある。 ■経歴:23歳。ナハティガルより西方の地にある自治区のスラムに生まれたが、親は早々に居なくなった為ジークムントやスラムの住人達の世話になっていた。 8歳の時事故に遭い、当時の守護者ロイ=アプサラスに保護され騎竜の卵を引き継いだ。 その後指導を受けながら騎竜を育て訓練を経て15歳になった年に試験を受け騎竜師の称号を得る。 それからすぐに保護者が亡くなり、なし崩し的にその名と責務を継いで自治区の守護者となり以降アプサラスと名乗るようになった(それ以前は弟子としか名乗っていなかった)。 親からニーシャという名は家族や大切な者との間でだけ使いなさいと言われた為、それを今も通している。 現在ニーシャという名はパートナーと騎竜にしか教えていないし呼ぶことも許さない。 ・使用武器:30cmほどの大きさの鉄扇。房紐を通す輪に金属製の多節鞭(長さは1m20cm程度で十二節)が繋がっている。鉄扇と多節鞭は取り外し可能で普段は別々になっている。 通常時は鉄扇は腰に下げ、多節鞭はチェーンベルトのように腰に巻きつけて装備。 ・装備:コルセット型の金属鎧で胸から腰まで保護し、腕から手の先までは革製の手甲で覆っている。 下はショートパンツ型の金属鎧に巻きスカート、爪先とピンヒールに補強を施してある編み上げサンダル。 普段はこの装備の上に大判の紗のショールで上半身を覆っている。 ***ヴェルナー [#b88a9c6f] ■名前:ヴェルナー・ファサン ■肩書き:黒焔の剣士長 ■経歴:ユウレン王国近衛兵団長。25歳。 現国王キリク(カーク)の腹心であり、軍務総括を担当。 カークとは乳兄弟であり、フェイツウェを除くと国では最も気心の知れた間柄。 先の内乱の際、父は反乱側についたものの、自身はフェオリバラム王家への忠義と、何よりカークとの友情を重んじて決別した過去を持つ。 直情熱血型。そのわりに、細かいところを突っ込むタイプ。 『黒焔の剣士長』は、黒の装束を好んで纏うところからついた通り名。 漆黒の双剣を好んで用い、地上戦での戦闘能力においてはカークを大きく上回る。 愛用の双剣を抜くと、人格変わると専らの噂。 ***エーヴァルト [#i927dd5e] ■氏名:エーヴァルト=トロイ(Ewald=Treu) ■肩書き:執事 ■経歴:32歳、エルデシュタイン家執事。(ルートヴィヒ氏了承済) 筆頭執事の一人息子で父親の後を継ぐべく幼少時から教育されている。見習いとしてエルデシュタイン家に入ったのは15歳の時。(ルートヴィヒが竜の卵を得た後)現在は、使用人の中でも父親に次ぐNo2の位置にいる。 執事の嗜みとして、家事育児全般、護衛のための武芸も一通り習得。得物は手近に有る家庭用品等を利用。 ***エディ [#yf5a88a1] ■氏名:エディ・ベルセリウス Eddy Berzelius ■肩書き:熱風の騎竜師 ■騎竜:火竜の『クルト』。緋色の鱗を持つ雄の西洋竜。大きな皮膜羽は日に透けるルビーのような見た目。気が強くて鼻息が荒く熱風を吐き出すことも多々。 エディとの仲は良好だが火竜ゆえの気性の荒さでケンカすることも珍しくはない。new ■経歴:25歳。生まれは北方。家族と共に南方に下った後、その地の騎竜師に弟子入りし、12歳のときに卵を受け取る。騎竜師の称号を得たのは5年前。武闘大会に出るのはこれが初めて。 前回大会は称号取得と同時期であったために観戦できていない 南方ではそこそこ有名な騎竜師に弟子入りしていた。 相方精霊師との出会いは5年ほど前。基本ラヴィと呼んでいるがたまに兎ヤロー、とからかう事も。 師匠について:爆炎の二つ名が有名。師匠の名前はレイド・ウィロビー。活躍していたのは20〜15年ほど前の話。 ・使用武器:三節棍。 ・装備品:手首から肘までに皮を巻きつけている。皮のブレストアーマー、緋色の腰までのマントを着用。 ***エレオノーレ [#s9730105] ■氏名:エレオノーレ・ガイナ Eleonore・Gaina ■肩書き:精霊師 ■経歴:辺境の郷出身の民。耳が長いため、耳長族とも呼ばれている。22歳。異民族として時には虐げられる事もある。 どちらかといえば寡黙だが、真面目でパートナー、カークを『主様』と呼び、尽くしている。 なおガイナは正確には姓ではなく、ガイナの民という族名にあたる。 PL視点情報:精霊や妖精を身近に暮らしていたが、外の世界へ憧れていて、14歳の時にカークと出会い旅に付いて行った。 信頼関係を築き上げるものの、カークが王位を継いだ後に一方的に距離を置くような態度を取る。その際長かった髪を切り、服装もやや男性寄りに変わったため稀に少年に間違えられる。 色々と思う所は、こっそりフェイツウェに愚痴っている。 武器:ドーンソード(魔法媒体に使う大振りの刃の無い剣。普段は青い涙石として胸に下げている)、他ナイフ装備。 その他装備:赤基調で、黄色のラインの入った異国風の服+短パンに、ブレスト・ブーツ着用。肩にリュック。 長い耳を隠す為、茶色のターバンをかぶっている。耳にカークから貰った翡翠の丸い耳飾を着け大切にしている。 **か行 [#nfd8b349] ***カーク [#h9b65922] ■氏名:カーク・ヒッツェシュライアー Kirk Hitzeschleier ■肩書き:嵐激の騎竜師 ■騎竜:嵐龍『フェイツウェ』。雄。翡翠色の鱗の東洋龍。四足と、鷹のそれに似た純白の鳥型翼を持つ。 どちらかと言うとお気楽な主とは対照的に冷静な思考。変異種らしく、同系の龍は数が少ないらしい。 ■経歴:25歳。ナハティガルの遥か東方にある小国・ユウレンからの代表として武闘大会に参加。 武闘大会に出るのはこれで二度目だが、前回大会の折には『ヤボ用につき(本人談)』途中棄権して大会終了前に帰国している。 どこか掴み所のない、お気楽な性格。パートナーであるエレオノーレの事は『エレオ』と呼び、見た目では分かりにくいが、強い信を置いている。 なお、彼女に『主様』と呼ばれると、物凄く情けない様子でへんにゃり、とする。 PL視点情報:本人の希望で公にはされていないが、四年前に王位継承したばかりの若き国王。本名はキリク・フェオリバラム・ユウレン。 前回大会途中棄権の理由は、勃発した内乱で討ち死にした父と兄王子の跡を継ぎ、国内を安定させるためだった。 フェイツウェの卵を得たのは8歳の時。変異種のためか中々育たぬ嵐龍を辛抱強く育て上げ、14歳の時に騎竜師の称号と、長槍『アインホルン』を師でもある父から引き継ぎ、武者修行と称した旅に。 17歳の時、異民族の噂に興味を抱いてその郷の近くまで訪れた際にエレオノーレと知り合い、以降、行動を共にしている。 自分の出自については、5年前の緊急帰国の際まで教えてはいなかった。 エレオノーレの耳飾は、旅の道連れとなった時に渡した物。曰く、『お守り』。 ・使用武器:長槍『アインホルン』。穂先が一角獣の角を模したデザインの長槍。銀の穂先と漆黒の柄が特徴。 ・装備品:戦闘時は両手首をガードする革のリストバンドと、胸回りを補強する革のブレストアーマー着用。戦闘時は脱いでいるが、普段は黒のロングコートを愛用している。 ***カスパル [#yaefdde4] ■氏名:カスパル・ラヴェンデル Kaspar Lavendel ■肩書き:紫雷の騎竜師 ■騎竜:雷竜の『オルヒデーエ』。淡い金色の鱗を持つ、スタンダードフォルムの西洋竜。主と同様、堅物思考。 ■経歴:28歳。代々、聖宝神官の守護者を務めてきたラヴェンデル家の次代当主。前回大会の優勝者であり、現在の『聖剣』所有者。 よく言えば生真面目、悪く言えば口うるさいタイプの堅物。 前回大会を途中棄権したカークに対しては、色々と複雑な思いを抱えている。 ・使用武器:長剣。刀身は、騎竜時に相手を捉える事も見越してやや、長め。 ・装備品:薄い合金製の胸当て(前のみ)と、背面をカバーするマント。 ***ギルバルス [#b6bee1bd] ■名前:ギルバルス ■肩書き:はぐれの傭兵騎竜師 (または『空の暴君』) ■経歴:上流階級出身。 過去、身近な親しいものたちが、その地位や名誉に溺れて腐っていく光景をみて嫌気がさしたため、相棒の騎竜『ウィル』とともに出奔。同時に昔の名を捨てて、『ギルバルス』と名乗り以後、はぐれの傭兵騎竜師として世界を回る。 荒々しくも迅速な大太刀を振るえば敵を寄せ付けず、距離を置けば正確無比の短弓によって敵を射抜く。戦士としても騎竜師としても秀でており武闘大会にも出られると推薦を受けるほどであったが固辞している。 ユーリエの最初の師であり、その考えかた(貴族に対してや、戦いかた、人間関係などなど)に大きく影響を与えた。 尚、弟子を育てることよりも野生児を人間らしくさせるほうが苦労したらしい。 相棒のウィルが亡くなった翌日に眠るようにしてこの世を後にした。 □騎竜: ウィル カリギュラの親竜であり、カリギュラよりも濃い紫色の鱗を持っており、竜と魔獣に近い性質を持つ珍しい種である。 竜の象徴たるブレスや自然の気を己の力へと変えて放つことなどはできないが、圧倒的なパワーと全てを破壊する咆哮など、それらを補って余りある力を持っており、その有り様から『空の暴君』と呼ばれており、主、ギルバルスの二つ名になっている。 暴君などと呼ばれているが、普段の性格はむしろ温厚であり一応なりとも岩の加護をもっているからか、高い知性をもっている。 カリギュラを生んだとき、既に老竜であり、卵から孵ったのを見た後、安心したようにこの世を去っている。 またカリギュラという名称は昔暴君の愛称で知られていた人からとった名である。 ***ゲーフェンバルト [#t376b526] ■名前:ゲーフェンバルト=エルデシュタイン ■肩書き:氷烈の騎竜師 ■経歴:エルデシュタイン家現当主。56歳。 政などもしっかり治める立派な人物で、周りからの信頼や人望も篤い。 ただし地位の低い者に対しては、支配階級にありがちな見下すような態度を取る節が時折見受けられる。 双子の息子、ルートヴィヒとローデンライヒを辺境のジャングルに放り込んだ張本人。 自分が若かりし頃、後継者問題に於いて兄弟といがみ合ったことが原因で、子供は一人居れば良いと考えるようになった。 周囲に隙を見せてはいけないと言う考え方をする人。 自身の地位や名誉を護るためなら家族であっても徹底的に圧力をかけて従わせることも多々あった。 自分の息子でありながら、ジャングルから引き戻したのがルートヴィヒではなく、ローデンライヒであることに気付かなかった。 戻って来るのはルートヴィヒであると思い込んでいたのもある。 騎竜は氷竜の『アンビティオン』。ルートヴィヒ(ローデンライヒ)の騎竜『リジー』の母竜。 ゲーフェンバルトの騎竜になった時から逆らわないように”支配”を受けている。 ローデンライヒによる告発があるまで、双子をジャングルに放り込んだのを知っていたのは妻のフェルメリーテと筆頭執事のみ。 それ以外でそのことに関わっていた者は悉く闇に葬られている。 息子に告発されたことによって地位の剥奪の危機に晒され、自分に影響が及ばぬよう手を尽くすも、妻が息子側に立ったことによって失脚は免れなくなった。 **さ行 [#ta89129d] ***ジークムント [#k0986e06] ■氏名:ジークムント=ベルゲングリューン Sigmund=Bergenglun ■肩書き:精霊師(医術師) ■経歴:20代後半。 医術に秀でた精霊師を輩出し続けてきたベルゲングリューン家の養子。 元はナハティガル西方自治区、スラム街で生まれ育つ。孤児。 当時は幼いながら食べる為に細々と生計を立てていたが、とある事故により負傷。 深手を負うもその際、ベルゲングリューン家当主に命を救われる。 暫らく療養の為に身を移すが、のちに素質を見出され養子として、 ベルゲングリューン家に籍を置くことになった。 (養子である事は赤側に伝わっていて大丈夫です) 精霊師という枠組みであるが専ら医師としての家名の方が先。養父である父親は王宮専属の医師として従事。 ベルゲングリューン家が有する領区はさほど大きくは無いが、医療設備が整っていることで有名。 年も20を過ぎた頃、養父から任された領区にて医者として勤める。此度は医術師として召集された。治癒術の扱いに長けており、人のみあらず竜の生態知識も持つ。 前回も同じ理由で参加している。 孤児である頃の名はジギー。養子として迎え入れられた頃、養父からジークムントと名前を貰う。現在、幼い頃の名は養父、アプサラス(ニーシャ)のみぞ知る。 ■施術について 傷を癒すための回復魔法とは別。折れた骨を修復、断裂した筋肉、切れた血管を魔力で繋いだり、体内部の腫瘍を取り除くなど体の中の治療が専門。(現実世界の医療行為とさして変わりない) 両腕には施術を行うための魔術、トライバルに似た模様が幾重にも刻まれている。 普段は長手袋で覆っているために隠れており、施術する際にのみ外される。 文様の刻まれた手のひらを患者へ対してかざし、治療を行う。 ・使用武器 金属片(投擲用) 魔術で編んだ属性の投擲槍 魔術は雷撃系を得意とする。 ・装備 施術時は白衣着用。それ以外では長手袋。 ***スノウ [#td2af4aa] ■氏名:スノウ (Snow) ■肩書き:七賢猫・安定を司る第三位 ■経歴:特殊能力を持つ猫集団の一匹。『御猫集団』と呼ばれることも。知らない者は全く知らない存在でもある。 七賢猫は何にも縛られない特性を持ち、時間にも縛られないため年齢も持たない。 桃色の肉球と白銀色(光源によって虹色に見える)のさらさら毛並みが最大の武器であり防具でもある。 「不安定」に近寄り「安定」させることが可能。(例:肉球でもみもみすることで人の精神を癒す) どこにでも現れるしどこにもいないかもしれない。 あらゆる言語を使用できるが、もっぱら猫語をにゃあにゃあと駆使する。 **た行 [#oa824b26] ***タチアナ [#q2a5cddb] ■氏名:タチアナ=アバスカル Tatiana=Abascal ■肩書き:落ち零れ騎竜師 ■騎竜:聖竜のドラコ。雌。白い長毛に覆われてもふもふの西洋竜。体格は他の騎竜と比べると大きい部類に入る。 本来ならば厳格な雰囲気を漂わせているはずの種類なのだが、怠け者で気分屋なところが災いしあまり感じられない。しかも、最近少し太り気味。 ■経歴:18歳。ドラコの卵をもらったのは物心が付いた頃。 優秀な騎竜師の一族でもある名門アバスカルの6人目の末娘。 体格に恵まれず身長は150cmほど、ドラコがでかいこともあり騎乗をするとさらにその小ささは際立つことになる。 騎竜師としての成績は、騎竜の性格とその体格のせいで芳しくは無く、試験もぎりぎりのラインで合格していた。 口さがない者からは、親の七光りで受かっただけだと言われることも。 トゥム家とアバスカル家は、古くからの親交があり、 そのため、ライナーとは自分が幼い頃からの知り合い。お兄さん的存在でもあり、許婚でもある。 手にしている武器はライナーに作ってもらったもの。 武器:少し長くて太目のレイピア(自分用に作ってもらったライナーの処女作) その他装備品:レザーで補強した白い服にスカート ***ディルドレ [#y824ece3] ■氏名:ディルドレ ■肩書き:北の隠者 ■経歴:今は北方小国の一つ、アストルの更に北の外れにある庵に住んでいる精霊師。年齢不詳。一説によるとここ数十年の間、まったく歳を取っていないように見えるらしい。 喜怒哀楽分かりやすいようでいて、本音は読み難いという厄介な人。 一見豪放磊落。滅多な事では他者に膝を突かない。 隠者(ルクリュ)と呼ばれるようになったのは今の地に落ち着いてから。 昔は旅の精霊師として名を知られ、隠遁前は東方のユウレン王国に仕えていた。 (国に仕えたというよりは、当時の国王個人に仕えていた節もある) ユウレンとは今も縁深く、現宮廷精霊師は直弟子であり、時にご意見番として呼ばれたり。今も影響力が大なり小なり残っている。 各地の守護をする騎竜師や精霊師に顔見知りが多いせいか、隠遁生活しているはずなのに不意打ちで他地域へと出没することも。 北の地には封じられたものがあり、番人をしているわけではないが、気をつけている。 ラヴィ(フィオン)の遭った事故もその辺りに関係していて、バランス云々を勘案した結果として兎の中に仮宿りさせる形になったとか。 その際に禁呪を使ったかもしれないとは密やかなる噂話。 精霊術の腕は流石の年の功。武術の心得も多少あり。 好物は酒。若い頃からうわばみであることも知る人は良く知っている。 若作りはNGワード。もれなく雷(実物)が貰える。 ***ドロシー [#u7f495d4] ■氏名:ドロシー (Dorothy) ■肩書き:風精(仮) ■経歴:生まれて一年程度の精霊(シルフ)。人間の町の傍で生まれた為か、人里に良く出没する。 アクセサリーは、右手の人差し指にシンプルな真銀の指輪と、うさぎのぬいぐるみバッグのみ。後ろにチャックがある。 性格も幼く好奇心旺盛。賑やかな場所が好きで、感情表現は豊か。 精霊師が力を使いたい場合は、基本的になんでも力を貸します。スペックは低いです。 振っていただければ全力で(裏で)のります。 **な行 [#of79e9df] **は行 [#o1d6d2a6] ***フェルメリーテ [#b06db19c] ■名前:フェルメリーテ=エルデシュタイン ■肩書き:── ■経歴:エルデシュタイン家現当主ゲーフェンバルト=エルデシュタインの妻。46歳。 良家の子女で、政略結婚によりゲーフェンバルトの下へと嫁いだ。 領主の妻としての生活は順風だったが、子供のことで夫と対立。 しかし実家の家族にまで累が及ぶのを恐れて夫に従わざるを得なかった。 双子の見分けが出来なかった夫と対照的に、ジャングルから戻されたのがローデンライヒであることに気付いていた。 占いが好きで自らもカードを手に取ることが多い。 自身の占いで、双子が騎竜師と精霊師になり、共に支え合って行くと言う結果を視ていた。 そのため、ローデンライヒが元々精霊師の素質があり、精霊の加護を持っていたことを知っている。 精霊の加護を失ったために今のローデンライヒの体質があることも薄々感付いている。 ずっと夫を恨んでいたため、ローデンライヒが夫を告発したことを受けて、それを肯定する証言を調査官にした。 夫を貶めたのは、何もしてやれなかった子供達に対する罪滅ぼしも含まれている。 今後はエルデシュタイン家の衰退に逆らわず、沙汰を静かに待つつもりで居る。 **ま行 [#e85512e7] ***メルヒオル [#e9e815a0] ■名前:メルヒオル・カマグィ ■肩書き:月影の精霊師 ■経歴:ユウレン王国宮廷精霊師。28歳。 現国王キリク(カーク)の腹心であり、内務・外務を総括する宰相。 先の内乱で命を落とした第一王子ライヒとは幼馴染で、親友。 元は彼の治世を支えるべく政務や精霊術を学び、14から20歳になるまでの間、北の隠者の下で修行の日々を送っていた。 その時の縁もあり、今でも北とは連絡を取る事が多い。 普段はにこやか、穏やかだが、その顔のままで怒るので非常に怖い、といわれている。 カークが連れてきたエレオノーレを預かり、直属の部下として面倒を見つつ、ユウレンの事情や習慣などを教えていた。 翡翠の意味は承知しているため、王国の未来を案じつつ、カークの性格を知るが故に余計な手出しは控えていた模様。 影の精霊と相性がよく、影伝いの空間転移や、影を介した長距離通信などの術を得意とする。 二羽の番の小鳥を使い魔としている。 **や行 [#lb1436e4] ***ユーリエ [#i675ed44] ■氏名:ユーリエ (Julie) ■肩書き:見習い騎竜師 (予定) ■経歴:16歳 地図にものらぬ村出身の、辺境の民。 多くのものが自らの地を守護者として生きる中の例外。はぐれの騎竜師より『カリギュラ』を受け継ぎ、既に亡き前任に習って自分もはぐれのまま放浪しており、今回は騎竜師たちによる武闘大会を見物しにやってきた。 『カリギュラ』 淡い紫の鱗に藍色の斑点模様に見える岩を生やす岩竜の幼竜 発達した前足から胴部にかけて伸びる皮膜状の翼をもっており多少飛べることもできるが中型犬ぐらいのサイズのため騎乗はできない。 ・使用武器:布(普段は外套として使っている) 投擲用の手のひらに納まるサイズの鉄球(他投げれるもの) ・装備: 旅人の服(見た目準拠)に服の内側に胸部から胴体を守る鎖帷子、刃を仕込んであるブーツ。灰色の外套を羽織っている。 **ら行 [#o3e27080] ***ライナー [#ve9002b2] ■氏名:ライナー=トゥム Reiner=Thumm ■肩書き:武器職人 ■経歴:26歳。 武器類の修理製造やメンテナンスを専業とする一族の出。パートナーである騎竜師の武器管理及び修業という名目でついてきた。 元々の体質なのか他に問題があるのかは不明だが、ほとんどの精霊と相性が悪いらしい。 その為精霊術は使えず、手先の器用さや運動神経で諸々をカバーしている。 タチアナとは幼馴染であり許婚。 彼女の武器も製造しており、鍛冶の腕自体は一人前に近い。但し魔術が使えないことがネックとなり、認められるには未だ至っていない。 持ち物:鎚、小型ナイフ、火薬、その他仕事道具等 +即席スリングショット 装備:布の服、革製の手袋、バンダナ ***ラヴィ [#e5e6b462] ■氏名:ラヴィ=ルクリュ Lavie=Reclus ■肩書き:兎精霊師 ■経歴:北の隠者(ルクリュ)と呼ばれる精霊師の弟子。年齢不詳(25歳前後?) 噂が聞こえるようになったのは5年少し前から。共感力が高く精霊師としての実力もそれなり。 PL視点情報:実は元人間。北方小国の出身。 雪崩に巻き込まれ死んだと思ったのに、師匠に拾われこの姿になった。 戦闘スタイルは術行使オンリー。 黄翠紅蒼の石を使った補助具をそれぞれの脚につけている。 兎扱いで揶揄われると機嫌が悪くなる。(兎ヤロー呼びとか) 抱かれたり撫でられたりはOK。 元の名はフィオン・アレニウス(Fion Arrenius) 名前が今の身体を固定してしまうのを避けるために、師匠がラヴィとつけてくれた。 ルクリュも師匠の通称をそのまま借りたもの。 師匠:北の隠者 ディルドレ 年齢不詳の精霊師。昔は国に仕えていたこともあるらしい。 ここ数十年は北に構えた庵から滅多に離れなくなっているため、隠者と呼ばれている。 生まれ育った村は、今はもうないらしい。 ***リヒャルト [#e7c52b71] ■氏名:リヒャルト=ラーベンタール Richard=Rabenthal ■肩書き:精霊師 ■経歴:ラーベンタール家次男。24歳 エルデシュタイン家の傍流に当たる、精霊師の家柄。 近傍にある"竜の谷(野生の竜が棲む場所)"を管理する一族。 代々、長男が家督と谷の管理権限を受け継ぐが、当代は、次男のリヒャルトの方が精霊師としての適性があったため、後継者問題が紛糾の兆しを見せている。 ルートヴィヒには、命を助けられて以来、恩義とそれ以上のものを感じている。 ラーベンタール家は、風の精霊の変種である、『音の精霊』と代々契約を交わしている。 この精霊は、音を操る他、契約者の声を変質させる。 その力は主に、野生の竜を鎮めることに使われるが、人に向けて、軽い精神作用を及ぼすことも可能。 エルデシュタイン領の支配者層が持つ十字のペンダントには、精神への干渉を弱める効果がある。これは、ペンダントの所持者だけが知っていることになっている。 また、エルデシュタイン家の当主とその後継者が持つペンダントは、その力を完全に無効化できる。 後継者問題の主たる原因は、長男より先に、リヒャルトが音の精霊と契約してしまったことに因る。 所持品 E:音叉の杖(stab des Stimmgabel:樫の木で作られた両手持ちの杖。先端が短い二股になっていて、間にセレスタイトの玉が嵌っている。) E:ぬののふく(キャラチップ準拠。胸に家の紋章入り) E:十字のペンダント ***ルートヴィヒ [#i7681ba6] ■氏名:ルートヴィヒ=エルデシュタイン Ludwig=Eldestein ■肩書き:澪氷の騎竜師 ■騎竜:氷竜の『リジー』、雌。外見はスタンダードな西洋竜だが、鱗では無く肌触りの良い藍白の羽毛で覆われている。首の回りが特にもふもふ。羽毛翼。唯一羽毛で覆われていない頭の角には、サファイアで作られた十字架が提げられている。 ルートヴィヒにベタ惚れ、何でも言う事を聞く。 ■経歴:26歳、175cm。エルデシュタイン家嫡男で、同家次期当主。小さいながら統治領を持ち、代々騎竜師を輩出する家系。 武闘大会には代々当主が参加するが、今大会には自ら志願し参加に至る。前回大会は父親が参加したため、観戦のみ。 性格は真面目、物腰柔らかく、常に敬語。 リヒャルトとは次代を担う同士として、成人の儀以降に当代に引き合わされて以来の付き合い。統治領内で起きた、とある事件でリヒャルトの命を助けたことがある。 PL情報:10歳の時に竜の卵を得て、成人の儀に合わせて試験を受け、騎竜師の号を得た。長い月日を過ごすお陰か、騎竜であるリジーとの絆は深い。 幼い頃は身体が弱いために人前に出ることは無かったが、竜の卵を得る頃には身体も丈夫になり姿を見せるようになった。それ以前のルートヴィヒを知るのは両親のみ。自らも幼少時のことを話そうとはしない。 父はゲーフェンバルト=エルデシュタイン。政などもしっかり治める立派な人物で、周りからの信頼や人望も篤い。ただし地位の低い者に対しては、支配階級にありがちな見下すような態度を取る節が時折見受けられる。今大会は息子が参加するため観戦に回る予定だったが、急用のため観戦不可となり、大会会場には来ていない。 ジークムントとは家同士の知り合い。魔法では手に負えない怪我等の治療を頼んでいる。ルートヴィヒ自身、ジークムントの治療を受けたことがある(統治領での事件が起きた時。肋骨を骨折した)。 身体に竜以外の複数の獣の傷跡がいくつか残っている。傷跡はかなり古く、治療(治癒魔法を含む)された形跡は見当たらない。それを隠しているため、他人に肌を見せるのを極端に拒む。また、傷跡を消すことも望まない。(傷について知っているのはジークムントのみでお願いします) ・使用武器:ブルウィップ。サブウェポンに教鞭(近接用で鉄製)とダガー数本(ダガーは地上でのみ使用)。 ・装備:胸部に一族の紋章を描いた紺色のクロースアーマー。手首のスナップを阻害しないように籠手等は付けていない。手首と肘の間を灰色の厚手の布で巻いている。足も同様、膝と足首の間を灰色の厚手の布で巻いている。膝下辺りまでの長さの紺碧のマントを着用。 十字のペンダントは統治領内では支配階級の証。 ***ローゼンハイム [#l55631ad] ■氏名:フェルディナント・ローゼンハイム Ferdinand Rosenheim ■肩書き:聖宝神官長 ■経歴:42歳。代々『聖宝』を守り続けて来た聖宝神官の一族である、ローゼンハイム家の現当主。 ナハティガル王国における神事・祭祀を仕切るのが主な職務。政治的にもそれなりに強い権限を持つ。 精霊師としても優秀で、特に植物の精霊と相性がいいらしい。 **わ行 [#b48984a9]
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[[蒼天輪舞]] #contents **あ行 [#h8d0d130] ***アプサラス [#vc4a3fa9] ■氏名:ニーシャ=ロイ=アプサラス Nisha=Roy=Apsaras ■肩書き:流麗の騎竜師 ■騎竜:雌水竜の『アムリタ』。水晶の鱗で全身を覆っている東洋竜。 蛇のような長い胴体に蝙蝠の形の皮膜翼を持ち、四つの足には鋭い鉤爪がある。 ■経歴:23歳。ナハティガルより西方の地にある自治区のスラムに生まれたが、親は早々に居なくなった為ジークムントやスラムの住人達の世話になっていた。 8歳の時事故に遭い、当時の守護者ロイ=アプサラスに保護され騎竜の卵を引き継いだ。 その後指導を受けながら騎竜を育て訓練を経て15歳になった年に試験を受け騎竜師の称号を得る。 それからすぐに保護者が亡くなり、なし崩し的にその名と責務を継いで自治区の守護者となり以降アプサラスと名乗るようになった(それ以前は弟子としか名乗っていなかった)。 親からニーシャという名は家族や大切な者との間でだけ使いなさいと言われた為、それを今も通している。 現在ニーシャという名はパートナーと騎竜にしか教えていないし呼ぶことも許さない。 ・使用武器:30cmほどの大きさの鉄扇。房紐を通す輪に金属製の多節鞭(長さは1m20cm程度で十二節)が繋がっている。鉄扇と多節鞭は取り外し可能で普段は別々になっている。 通常時は鉄扇は腰に下げ、多節鞭はチェーンベルトのように腰に巻きつけて装備。 ・装備:コルセット型の金属鎧で胸から腰まで保護し、腕から手の先までは革製の手甲で覆っている。 下はショートパンツ型の金属鎧に巻きスカート、爪先とピンヒールに補強を施してある編み上げサンダル。 普段はこの装備の上に大判の紗のショールで上半身を覆っている。 ***ヴェルナー [#b88a9c6f] ■名前:ヴェルナー・ファサン ■肩書き:黒焔の剣士長 ■経歴:ユウレン王国近衛兵団長。25歳。 現国王キリク(カーク)の腹心であり、軍務総括を担当。 カークとは乳兄弟であり、フェイツウェを除くと国では最も気心の知れた間柄。 先の内乱の際、父は反乱側についたものの、自身はフェオリバラム王家への忠義と、何よりカークとの友情を重んじて決別した過去を持つ。 直情熱血型。そのわりに、細かいところを突っ込むタイプ。 『黒焔の剣士長』は、黒の装束を好んで纏うところからついた通り名。 漆黒の双剣を好んで用い、地上戦での戦闘能力においてはカークを大きく上回る。 愛用の双剣を抜くと、人格変わると専らの噂。 ***エーヴァルト [#i927dd5e] ■氏名:エーヴァルト=トロイ(Ewald=Treu) ■肩書き:執事 ■経歴:32歳、エルデシュタイン家執事。(ルートヴィヒ氏了承済) 筆頭執事の一人息子で父親の後を継ぐべく幼少時から教育されている。見習いとしてエルデシュタイン家に入ったのは15歳の時。(ルートヴィヒが竜の卵を得た後)現在は、使用人の中でも父親に次ぐNo2の位置にいる。 執事の嗜みとして、家事育児全般、護衛のための武芸も一通り習得。得物は手近に有る家庭用品等を利用。 ***エディ [#yf5a88a1] ■氏名:エディ・ベルセリウス Eddy Berzelius ■肩書き:熱風の騎竜師 ■騎竜:火竜の『クルト』。緋色の鱗を持つ雄の西洋竜。大きな皮膜羽は日に透けるルビーのような見た目。気が強くて鼻息が荒く熱風を吐き出すことも多々。 エディとの仲は良好だが火竜ゆえの気性の荒さでケンカすることも珍しくはない。new ■経歴:25歳。生まれは北方。家族と共に南方に下った後、その地の騎竜師に弟子入りし、12歳のときに卵を受け取る。騎竜師の称号を得たのは5年前。武闘大会に出るのはこれが初めて。 前回大会は称号取得と同時期であったために観戦できていない 南方ではそこそこ有名な騎竜師に弟子入りしていた。 相方精霊師との出会いは5年ほど前。基本ラヴィと呼んでいるがたまに兎ヤロー、とからかう事も。 師匠について:爆炎の二つ名が有名。師匠の名前はレイド・ウィロビー。活躍していたのは20〜15年ほど前の話。 ・使用武器:三節棍。 ・装備品:手首から肘までに皮を巻きつけている。皮のブレストアーマー、緋色の腰までのマントを着用。 ***エレオノーレ [#s9730105] ■氏名:エレオノーレ・ガイナ Eleonore・Gaina ■肩書き:精霊師 ■経歴:辺境の郷出身の民。耳が長いため、耳長族とも呼ばれている。22歳。異民族として時には虐げられる事もある。 どちらかといえば寡黙だが、真面目でパートナー、カークを『主様』と呼び、尽くしている。 なおガイナは正確には姓ではなく、ガイナの民という族名にあたる。 PL視点情報:精霊や妖精を身近に暮らしていたが、外の世界へ憧れていて、14歳の時にカークと出会い旅に付いて行った。 信頼関係を築き上げるものの、カークが王位を継いだ後に一方的に距離を置くような態度を取る。その際長かった髪を切り、服装もやや男性寄りに変わったため稀に少年に間違えられる。 色々と思う所は、こっそりフェイツウェに愚痴っている。 武器:ドーンソード(魔法媒体に使う大振りの刃の無い剣。普段は青い涙石として胸に下げている)、他ナイフ装備。 その他装備:赤基調で、黄色のラインの入った異国風の服+短パンに、ブレスト・ブーツ着用。肩にリュック。 長い耳を隠す為、茶色のターバンをかぶっている。耳にカークから貰った翡翠の丸い耳飾を着け大切にしている。 **か行 [#nfd8b349] ***カーク [#h9b65922] ■氏名:カーク・ヒッツェシュライアー Kirk Hitzeschleier ■肩書き:嵐激の騎竜師 ■騎竜:嵐龍『フェイツウェ』。雄。翡翠色の鱗の東洋龍。四足と、鷹のそれに似た純白の鳥型翼を持つ。 どちらかと言うとお気楽な主とは対照的に冷静な思考。変異種らしく、同系の龍は数が少ないらしい。 ■経歴:25歳。ナハティガルの遥か東方にある小国・ユウレンからの代表として武闘大会に参加。 武闘大会に出るのはこれで二度目だが、前回大会の折には『ヤボ用につき(本人談)』途中棄権して大会終了前に帰国している。 どこか掴み所のない、お気楽な性格。パートナーであるエレオノーレの事は『エレオ』と呼び、見た目では分かりにくいが、強い信を置いている。 なお、彼女に『主様』と呼ばれると、物凄く情けない様子でへんにゃり、とする。 PL視点情報:本人の希望で公にはされていないが、四年前に王位継承したばかりの若き国王。本名はキリク・フェオリバラム・ユウレン。 前回大会途中棄権の理由は、勃発した内乱で討ち死にした父と兄王子の跡を継ぎ、国内を安定させるためだった。 フェイツウェの卵を得たのは8歳の時。変異種のためか中々育たぬ嵐龍を辛抱強く育て上げ、14歳の時に騎竜師の称号と、長槍『アインホルン』を師でもある父から引き継ぎ、武者修行と称した旅に。 17歳の時、異民族の噂に興味を抱いてその郷の近くまで訪れた際にエレオノーレと知り合い、以降、行動を共にしている。 自分の出自については、5年前の緊急帰国の際まで教えてはいなかった。 エレオノーレの耳飾は、旅の道連れとなった時に渡した物。曰く、『お守り』。 ・使用武器:長槍『アインホルン』。穂先が一角獣の角を模したデザインの長槍。銀の穂先と漆黒の柄が特徴。 ・装備品:戦闘時は両手首をガードする革のリストバンドと、胸回りを補強する革のブレストアーマー着用。戦闘時は脱いでいるが、普段は黒のロングコートを愛用している。 ***カスパル [#yaefdde4] ■氏名:カスパル・ラヴェンデル Kaspar Lavendel ■肩書き:紫雷の騎竜師 ■騎竜:雷竜の『オルヒデーエ』。淡い金色の鱗を持つ、スタンダードフォルムの西洋竜。主と同様、堅物思考。 ■経歴:28歳。代々、聖宝神官の守護者を務めてきたラヴェンデル家の次代当主。前回大会の優勝者であり、現在の『聖剣』所有者。 よく言えば生真面目、悪く言えば口うるさいタイプの堅物。 前回大会を途中棄権したカークに対しては、色々と複雑な思いを抱えている。 ・使用武器:長剣。刀身は、騎竜時に相手を捉える事も見越してやや、長め。 ・装備品:薄い合金製の胸当て(前のみ)と、背面をカバーするマント。 ***ギルバルス [#b6bee1bd] ■名前:ギルバルス ■肩書き:はぐれの傭兵騎竜師 (または『空の暴君』) ■経歴:上流階級出身。 過去、身近な親しいものたちが、その地位や名誉に溺れて腐っていく光景をみて嫌気がさしたため、相棒の騎竜『ウィル』とともに出奔。同時に昔の名を捨てて、『ギルバルス』と名乗り以後、はぐれの傭兵騎竜師として世界を回る。 荒々しくも迅速な大太刀を振るえば敵を寄せ付けず、距離を置けば正確無比の短弓によって敵を射抜く。戦士としても騎竜師としても秀でており武闘大会にも出られると推薦を受けるほどであったが固辞している。 ユーリエの最初の師であり、その考えかた(貴族に対してや、戦いかた、人間関係などなど)に大きく影響を与えた。 尚、弟子を育てることよりも野生児を人間らしくさせるほうが苦労したらしい。 相棒のウィルが亡くなった翌日に眠るようにしてこの世を後にした。 □騎竜: ウィル カリギュラの親竜であり、カリギュラよりも濃い紫色の鱗を持っており、竜と魔獣に近い性質を持つ珍しい種である。 竜の象徴たるブレスや自然の気を己の力へと変えて放つことなどはできないが、圧倒的なパワーと全てを破壊する咆哮など、それらを補って余りある力を持っており、その有り様から『空の暴君』と呼ばれており、主、ギルバルスの二つ名になっている。 暴君などと呼ばれているが、普段の性格はむしろ温厚であり一応なりとも岩の加護をもっているからか、高い知性をもっている。 カリギュラを生んだとき、既に老竜であり、卵から孵ったのを見た後、安心したようにこの世を去っている。 またカリギュラという名称は昔暴君の愛称で知られていた人からとった名である。 ***ゲーフェンバルト [#t376b526] ■名前:ゲーフェンバルト=エルデシュタイン ■肩書き:氷烈の騎竜師 ■経歴:エルデシュタイン家現当主。56歳。 政などもしっかり治める立派な人物で、周りからの信頼や人望も篤い。 ただし地位の低い者に対しては、支配階級にありがちな見下すような態度を取る節が時折見受けられる。 双子の息子、ルートヴィヒとローデンライヒを辺境のジャングルに放り込んだ張本人。 自分が若かりし頃、後継者問題に於いて兄弟といがみ合ったことが原因で、子供は一人居れば良いと考えるようになった。 周囲に隙を見せてはいけないと言う考え方をする人。 自身の地位や名誉を護るためなら家族であっても徹底的に圧力をかけて従わせることも多々あった。 自分の息子でありながら、ジャングルから引き戻したのがルートヴィヒではなく、ローデンライヒであることに気付かなかった。 戻って来るのはルートヴィヒであると思い込んでいたのもある。 騎竜は氷竜の『アンビティオン』。ルートヴィヒ(ローデンライヒ)の騎竜『リジー』の母竜。 ゲーフェンバルトの騎竜になった時から逆らわないように”支配”を受けている。 ローデンライヒによる告発があるまで、双子をジャングルに放り込んだのを知っていたのは妻のフェルメリーテと筆頭執事のみ。 それ以外でそのことに関わっていた者は悉く闇に葬られている。 息子に告発されたことによって地位の剥奪の危機に晒され、自分に影響が及ばぬよう手を尽くすも、妻が息子側に立ったことによって失脚は免れなくなった。 **さ行 [#ta89129d] ***ジークムント [#k0986e06] ■氏名:ジークムント=ベルゲングリューン Sigmund=Bergenglun ■肩書き:精霊師(医術師) ■経歴:20代後半。 医術に秀でた精霊師を輩出し続けてきたベルゲングリューン家の養子。 元はナハティガル西方自治区、スラム街で生まれ育つ。孤児。 当時は幼いながら食べる為に細々と生計を立てていたが、とある事故により負傷。 深手を負うもその際、ベルゲングリューン家当主に命を救われる。 暫らく療養の為に身を移すが、のちに素質を見出され養子として、 ベルゲングリューン家に籍を置くことになった。 (養子である事は赤側に伝わっていて大丈夫です) 精霊師という枠組みであるが専ら医師としての家名の方が先。養父である父親は王宮専属の医師として従事。 ベルゲングリューン家が有する領区はさほど大きくは無いが、医療設備が整っていることで有名。 年も20を過ぎた頃、養父から任された領区にて医者として勤める。此度は医術師として召集された。治癒術の扱いに長けており、人のみあらず竜の生態知識も持つ。 前回も同じ理由で参加している。 孤児である頃の名はジギー。養子として迎え入れられた頃、養父からジークムントと名前を貰う。現在、幼い頃の名は養父、アプサラス(ニーシャ)のみぞ知る。 ■施術について 傷を癒すための回復魔法とは別。折れた骨を修復、断裂した筋肉、切れた血管を魔力で繋いだり、体内部の腫瘍を取り除くなど体の中の治療が専門。(現実世界の医療行為とさして変わりない) 両腕には施術を行うための魔術、トライバルに似た模様が幾重にも刻まれている。 普段は長手袋で覆っているために隠れており、施術する際にのみ外される。 文様の刻まれた手のひらを患者へ対してかざし、治療を行う。 ・使用武器 金属片(投擲用) 魔術で編んだ属性の投擲槍 魔術は雷撃系を得意とする。 ・装備 施術時は白衣着用。それ以外では長手袋。 ***スノウ [#td2af4aa] ■氏名:スノウ (Snow) ■肩書き:七賢猫・安定を司る第三位 ■経歴:特殊能力を持つ猫集団の一匹。『御猫集団』と呼ばれることも。知らない者は全く知らない存在でもある。 七賢猫は何にも縛られない特性を持ち、時間にも縛られないため年齢も持たない。 桃色の肉球と白銀色(光源によって虹色に見える)のさらさら毛並みが最大の武器であり防具でもある。 「不安定」に近寄り「安定」させることが可能。(例:肉球でもみもみすることで人の精神を癒す) どこにでも現れるしどこにもいないかもしれない。 あらゆる言語を使用できるが、もっぱら猫語をにゃあにゃあと駆使する。 **た行 [#oa824b26] ***タチアナ [#q2a5cddb] ■氏名:タチアナ=アバスカル Tatiana=Abascal ■肩書き:落ち零れ騎竜師 ■騎竜:聖竜のドラコ。雌。白い長毛に覆われてもふもふの西洋竜。体格は他の騎竜と比べると大きい部類に入る。 本来ならば厳格な雰囲気を漂わせているはずの種類なのだが、怠け者で気分屋なところが災いしあまり感じられない。しかも、最近少し太り気味。 ■経歴:18歳。ドラコの卵をもらったのは物心が付いた頃。 優秀な騎竜師の一族でもある名門アバスカルの6人目の末娘。 体格に恵まれず身長は150cmほど、ドラコがでかいこともあり騎乗をするとさらにその小ささは際立つことになる。 騎竜師としての成績は、騎竜の性格とその体格のせいで芳しくは無く、試験もぎりぎりのラインで合格していた。 口さがない者からは、親の七光りで受かっただけだと言われることも。 トゥム家とアバスカル家は、古くからの親交があり、 そのため、ライナーとは自分が幼い頃からの知り合い。お兄さん的存在でもあり、許婚でもある。 手にしている武器はライナーに作ってもらったもの。 武器:少し長くて太目のレイピア(自分用に作ってもらったライナーの処女作) その他装備品:レザーで補強した白い服にスカート ***ディルドレ [#y824ece3] ■氏名:ディルドレ ■肩書き:北の隠者 ■経歴:今は北方小国の一つ、アストルの更に北の外れにある庵に住んでいる精霊師。年齢不詳。一説によるとここ数十年の間、まったく歳を取っていないように見えるらしい。 喜怒哀楽分かりやすいようでいて、本音は読み難いという厄介な人。 一見豪放磊落。滅多な事では他者に膝を突かない。 隠者(ルクリュ)と呼ばれるようになったのは今の地に落ち着いてから。 昔は旅の精霊師として名を知られ、隠遁前は東方のユウレン王国に仕えていた。 (国に仕えたというよりは、当時の国王個人に仕えていた節もある) ユウレンとは今も縁深く、現宮廷精霊師は直弟子であり、時にご意見番として呼ばれたり。今も影響力が大なり小なり残っている。 各地の守護をする騎竜師や精霊師に顔見知りが多いせいか、隠遁生活しているはずなのに不意打ちで他地域へと出没することも。 北の地には封じられたものがあり、番人をしているわけではないが、気をつけている。 ラヴィ(フィオン)の遭った事故もその辺りに関係していて、バランス云々を勘案した結果として兎の中に仮宿りさせる形になったとか。 その際に禁呪を使ったかもしれないとは密やかなる噂話。 精霊術の腕は流石の年の功。武術の心得も多少あり。 好物は酒。若い頃からうわばみであることも知る人は良く知っている。 若作りはNGワード。もれなく雷(実物)が貰える。 ***ドロシー [#u7f495d4] ■氏名:ドロシー (Dorothy) ■肩書き:風精(仮) ■経歴:生まれて一年程度の精霊(シルフ)。人間の町の傍で生まれた為か、人里に良く出没する。 アクセサリーは、右手の人差し指にシンプルな真銀の指輪と、うさぎのぬいぐるみバッグのみ。後ろにチャックがある。 性格も幼く好奇心旺盛。賑やかな場所が好きで、感情表現は豊か。 精霊師が力を使いたい場合は、基本的になんでも力を貸します。スペックは低いです。 振っていただければ全力で(裏で)のります。 **な行 [#of79e9df] **は行 [#o1d6d2a6] ***フェルメリーテ [#b06db19c] ■名前:フェルメリーテ=エルデシュタイン ■肩書き:── ■経歴:エルデシュタイン家現当主ゲーフェンバルト=エルデシュタインの妻。46歳。 良家の子女で、政略結婚によりゲーフェンバルトの下へと嫁いだ。 領主の妻としての生活は順風だったが、子供のことで夫と対立。 しかし実家の家族にまで累が及ぶのを恐れて夫に従わざるを得なかった。 双子の見分けが出来なかった夫と対照的に、ジャングルから戻されたのがローデンライヒであることに気付いていた。 占いが好きで自らもカードを手に取ることが多い。 自身の占いで、双子が騎竜師と精霊師になり、共に支え合って行くと言う結果を視ていた。 そのため、ローデンライヒが元々精霊師の素質があり、精霊の加護を持っていたことを知っている。 精霊の加護を失ったために今のローデンライヒの体質があることも薄々感付いている。 ずっと夫を恨んでいたため、ローデンライヒが夫を告発したことを受けて、それを肯定する証言を調査官にした。 夫を貶めたのは、何もしてやれなかった子供達に対する罪滅ぼしも含まれている。 今後はエルデシュタイン家の衰退に逆らわず、沙汰を静かに待つつもりで居る。 **ま行 [#e85512e7] ***メルヒオル [#e9e815a0] ■名前:メルヒオル・カマグィ ■肩書き:月影の精霊師 ■経歴:ユウレン王国宮廷精霊師。28歳。 現国王キリク(カーク)の腹心であり、内務・外務を総括する宰相。 先の内乱で命を落とした第一王子ライヒとは幼馴染で、親友。 元は彼の治世を支えるべく政務や精霊術を学び、14から20歳になるまでの間、北の隠者の下で修行の日々を送っていた。 その時の縁もあり、今でも北とは連絡を取る事が多い。 普段はにこやか、穏やかだが、その顔のままで怒るので非常に怖い、といわれている。 カークが連れてきたエレオノーレを預かり、直属の部下として面倒を見つつ、ユウレンの事情や習慣などを教えていた。 翡翠の意味は承知しているため、王国の未来を案じつつ、カークの性格を知るが故に余計な手出しは控えていた模様。 影の精霊と相性がよく、影伝いの空間転移や、影を介した長距離通信などの術を得意とする。 二羽の番の小鳥を使い魔としている。 **や行 [#lb1436e4] ***ユーリエ [#i675ed44] ■氏名:ユーリエ (Julie) ■肩書き:見習い騎竜師 (予定) ■経歴:16歳 地図にものらぬ村出身の、辺境の民。 多くのものが自らの地を守護者として生きる中の例外。はぐれの騎竜師より『カリギュラ』を受け継ぎ、既に亡き前任に習って自分もはぐれのまま放浪しており、今回は騎竜師たちによる武闘大会を見物しにやってきた。 『カリギュラ』 淡い紫の鱗に藍色の斑点模様に見える岩を生やす岩竜の幼竜 発達した前足から胴部にかけて伸びる皮膜状の翼をもっており多少飛べることもできるが中型犬ぐらいのサイズのため騎乗はできない。 ・使用武器:布(普段は外套として使っている) 投擲用の手のひらに納まるサイズの鉄球(他投げれるもの) ・装備: 旅人の服(見た目準拠)に服の内側に胸部から胴体を守る鎖帷子、刃を仕込んであるブーツ。灰色の外套を羽織っている。 **ら行 [#o3e27080] ***ライナー [#ve9002b2] ■氏名:ライナー=トゥム Reiner=Thumm ■肩書き:武器職人 ■経歴:26歳。 武器類の修理製造やメンテナンスを専業とする一族の出。パートナーである騎竜師の武器管理及び修業という名目でついてきた。 元々の体質なのか他に問題があるのかは不明だが、ほとんどの精霊と相性が悪いらしい。 その為精霊術は使えず、手先の器用さや運動神経で諸々をカバーしている。 タチアナとは幼馴染であり許婚。 彼女の武器も製造しており、鍛冶の腕自体は一人前に近い。但し魔術が使えないことがネックとなり、認められるには未だ至っていない。 持ち物:鎚、小型ナイフ、火薬、その他仕事道具等 +即席スリングショット 装備:布の服、革製の手袋、バンダナ ***ラヴィ [#e5e6b462] ■氏名:ラヴィ=ルクリュ Lavie=Reclus ■肩書き:兎精霊師 ■経歴:北の隠者(ルクリュ)と呼ばれる精霊師の弟子。年齢不詳(25歳前後?) 噂が聞こえるようになったのは5年少し前から。共感力が高く精霊師としての実力もそれなり。 PL視点情報:実は元人間。北方小国の出身。 雪崩に巻き込まれ死んだと思ったのに、師匠に拾われこの姿になった。 戦闘スタイルは術行使オンリー。 黄翠紅蒼の石を使った補助具をそれぞれの脚につけている。 兎扱いで揶揄われると機嫌が悪くなる。(兎ヤロー呼びとか) 抱かれたり撫でられたりはOK。 元の名はフィオン・アレニウス(Fion Arrenius) 名前が今の身体を固定してしまうのを避けるために、師匠がラヴィとつけてくれた。 ルクリュも師匠の通称をそのまま借りたもの。 師匠:北の隠者 ディルドレ 年齢不詳の精霊師。昔は国に仕えていたこともあるらしい。 ここ数十年は北に構えた庵から滅多に離れなくなっているため、隠者と呼ばれている。 生まれ育った村は、今はもうないらしい。 ***リヒャルト [#e7c52b71] ■氏名:リヒャルト=ラーベンタール Richard=Rabenthal ■肩書き:精霊師 ■経歴:ラーベンタール家次男。24歳 エルデシュタイン家の傍流に当たる、精霊師の家柄。 近傍にある"竜の谷(野生の竜が棲む場所)"を管理する一族。 代々、長男が家督と谷の管理権限を受け継ぐが、当代は、次男のリヒャルトの方が精霊師としての適性があったため、後継者問題が紛糾の兆しを見せている。 ルートヴィヒには、命を助けられて以来、恩義とそれ以上のものを感じている。 ラーベンタール家は、風の精霊の変種である、『音の精霊』と代々契約を交わしている。 この精霊は、音を操る他、契約者の声を変質させる。 その力は主に、野生の竜を鎮めることに使われるが、人に向けて、軽い精神作用を及ぼすことも可能。 エルデシュタイン領の支配者層が持つ十字のペンダントには、精神への干渉を弱める効果がある。これは、ペンダントの所持者だけが知っていることになっている。 また、エルデシュタイン家の当主とその後継者が持つペンダントは、その力を完全に無効化できる。 後継者問題の主たる原因は、長男より先に、リヒャルトが音の精霊と契約してしまったことに因る。 所持品 E:音叉の杖(stab des Stimmgabel:樫の木で作られた両手持ちの杖。先端が短い二股になっていて、間にセレスタイトの玉が嵌っている。) E:ぬののふく(キャラチップ準拠。胸に家の紋章入り) E:十字のペンダント ***ルートヴィヒ [#i7681ba6] ■氏名:ルートヴィヒ=エルデシュタイン Ludwig=Eldestein ■肩書き:澪氷の騎竜師 ■騎竜:氷竜の『リジー』、雌。外見はスタンダードな西洋竜だが、鱗では無く肌触りの良い藍白の羽毛で覆われている。首の回りが特にもふもふ。羽毛翼。唯一羽毛で覆われていない頭の角には、サファイアで作られた十字架が提げられている。 ルートヴィヒにベタ惚れ、何でも言う事を聞く。 ■経歴:26歳、175cm。エルデシュタイン家嫡男で、同家次期当主。小さいながら統治領を持ち、代々騎竜師を輩出する家系。 武闘大会には代々当主が参加するが、今大会には自ら志願し参加に至る。前回大会は父親が参加したため、観戦のみ。 性格は真面目、物腰柔らかく、常に敬語。 リヒャルトとは次代を担う同士として、成人の儀以降に当代に引き合わされて以来の付き合い。統治領内で起きた、とある事件でリヒャルトの命を助けたことがある。 PL情報:10歳の時に竜の卵を得て、成人の儀に合わせて試験を受け、騎竜師の号を得た。長い月日を過ごすお陰か、騎竜であるリジーとの絆は深い。 幼い頃は身体が弱いために人前に出ることは無かったが、竜の卵を得る頃には身体も丈夫になり姿を見せるようになった。それ以前のルートヴィヒを知るのは両親のみ。自らも幼少時のことを話そうとはしない。 父はゲーフェンバルト=エルデシュタイン。政などもしっかり治める立派な人物で、周りからの信頼や人望も篤い。ただし地位の低い者に対しては、支配階級にありがちな見下すような態度を取る節が時折見受けられる。今大会は息子が参加するため観戦に回る予定だったが、急用のため観戦不可となり、大会会場には来ていない。 ジークムントとは家同士の知り合い。魔法では手に負えない怪我等の治療を頼んでいる。ルートヴィヒ自身、ジークムントの治療を受けたことがある(統治領での事件が起きた時。肋骨を骨折した)。 身体に竜以外の複数の獣の傷跡がいくつか残っている。傷跡はかなり古く、治療(治癒魔法を含む)された形跡は見当たらない。それを隠しているため、他人に肌を見せるのを極端に拒む。また、傷跡を消すことも望まない。(傷について知っているのはジークムントのみでお願いします) ・使用武器:ブルウィップ。サブウェポンに教鞭(近接用で鉄製)とダガー数本(ダガーは地上でのみ使用)。 ・装備:胸部に一族の紋章を描いた紺色のクロースアーマー。手首のスナップを阻害しないように籠手等は付けていない。手首と肘の間を灰色の厚手の布で巻いている。足も同様、膝と足首の間を灰色の厚手の布で巻いている。膝下辺りまでの長さの紺碧のマントを着用。 十字のペンダントは統治領内では支配階級の証。 ***ローゼンハイム [#l55631ad] ■氏名:フェルディナント・ローゼンハイム Ferdinand Rosenheim ■肩書き:聖宝神官長 ■経歴:42歳。代々『聖宝』を守り続けて来た聖宝神官の一族である、ローゼンハイム家の現当主。 ナハティガル王国における神事・祭祀を仕切るのが主な職務。政治的にもそれなりに強い権限を持つ。 精霊師としても優秀で、特に植物の精霊と相性がいいらしい。 **わ行 [#b48984a9]
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